近藤共弘プロの超シンプル思考

第8回「左足下がりの傾斜を攻略」

2016/11/07 10:00

ボールを上げにいく動きは絶対NG!

左足下がりの傾斜を苦手にしているアマチュアゴルファーの方は多いようです。よくあるミスがダフリ。原因はボールを上げようとする動きです。高い球を打とうとすると、ダウンスイングで右肩が下がり、クラブが下から入りやすくなります。左足下がりの傾斜はもともと右サイドが地面と近い状態で構えるため、少しでもあおり打ちをするとダフってしまうのです。

左の低い位置に振り抜く

目標ラインより左を向き(写真:左)、ボール位置は通常より右によりにセットする(写真:右)。

まずは高い球を打つ意識は捨てましょう。視線を低くしてライナー性の弾道をイメージします。またボールをいつもより右サイドにセットすることでダフる確率を減らすのもポイント。バックスイングは外目に上げ、左サイドの低い位置を目がけてクラブを振り下ろしましょう。少しアウトサイドから振るとインパクト前にヘッドが地面に接触しにくくなります。斜面は球がつかまりづらいので、やや左を向いて構えるとまっすぐ飛びますよ。

第8回目のテーマ「左足下がりの傾斜を攻略」の詳しいレッスンは、ネスレサイト「近藤共弘プロが教える 簡単ワンポイントゴルフレッスン」の動画で紹介しています。動画では、タケ小山プロが近藤プロにシチュエーションに対して、どの様な対処をしていくか質問形式でわかり易く展開しています。是非ご覧ください。

近藤共弘(こんどうともひろ)
1977年6月生まれ、愛知県出身。本名は近藤智弘。2009年1月13日に登録名を近藤共弘に変更。2006年のメジャー「日本プロゴルフ選手権」でプレーオフを制して初優勝を飾る。アマチュア時代は高校在学中に「日本ジュニア」で優勝、大学時は「日本学生選手権」など数々のタイトルを獲得し、日本代表として出場した1998年のアジア大会では個人・団体ともに金メダルを獲得している。16年にネスレ日本に入社し名刺や社員証も持っている。

恵庭カントリー倶楽部(北海道)

取材協力:恵庭カントリー倶楽部
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