「その“前4”都合よすぎるやろ!」/マナー違反警察24時 容疑File.42 特権乱用
2026/04/22 18:00
スロープレー、打ち込み、過激な服装…。セルフプレー全盛時代、ゴルフ場でのマナー違反は日常茶飯事。本企画では、そんな“現行犯”の事例を列挙。他人の振りを見て我が振り返りに役立ててほしい。第42回の容疑者は「ティショットでOBを2回したにもかかわらず前進4打を採用する人」。そのごまかしが、スコアと疑念を増幅していくのだった――。
打ち直しをなかったことにしてない?
ある日のラウンド後、おかんから電話がありました。
おかん
「きょう一緒に回った人な、ティショットでOBして前4使わず打ち直したのに、またOBなってもうて」
K
「うわ、それメンタルくるやつやな…」
おかん
「せやろ? でな、『前4あるよな~ラッキー』とか言いながら普通に前行ってん。打ち直しの2球目(3打目)をなかったことにしてる感じ」
K
「普通にアカンやろ…」
◇◇◇◇
前進4打は、プレー進行をスムーズにするためのローカルルール。ティイングエリアから打ち直した球が再びOBの場合、当然カウントされます。前進4打のティを使うのであれば次は「6打目」、再びティイングエリアから打ち直す場合は次が「5打目」。都合よく打ち直しをなかったことにすれば、周りからの信頼は崩れてしまいます。ゴルフは自己申告のスポーツ。だからこそ、一打一打に誠実であることが何より大切です。
こんな“自己都合ゴルファー”、見かけたらレッドカードです!
イラスト:小島サエキチ
■ 小島サエキチ プロフィール
イラストレーター。旧西ドイツ ハンブルグ生まれ。書籍・雑誌・Webでニンゲン生活の泣き笑いを 表情ゆたかに描写。著書に『まんだら絵解き図鑑』(双葉社)がある。