目線で変わる アイアンでの高さの打ち分け方 宮田成華
2020/02/26 05:00
「アイアンのコントロールショット」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーDさんの悩み】
「アイアンショットで弾道の高さを打ち分けたいのですが、ポイントはどこに置けば良いのでしょうか?」
【宮田成華のレスキュー回答】
球の高さをコントロールするには、目線とボール位置がポイントになります。かなり基本的な方法と思われるかもしれませんが、この2点の変化で驚くほど弾道の高さを変えることができます。
1. 目線とボール位置で打ち分ける
ショット直前でのターゲット方向に向けた目線がとても重要です。目線の高さによりフォローでのヘッドの高さが変わり、弾道の高さも変わるイメージです。ボール位置は右足寄りに置くほど、インパクトでロフトが立って弾道が低くなる設定です。
2. 低い球を打つ時は“入射角”に注意!
低い球を打つ際に注意したいのが、ヘッド軌道が鋭角になりすぎる点です。弾道を低く出そうという意識が強すぎると、どうしても体が前方に突っ込み、上からヘッドが入って、スピン量が多くなり、逆にボールが高く上がってしまいます。
3. 高い球を打つ時は“右ひざ”に注意!
高い球を打つ時の注意点は、インパクトで体の右サイドが下がりすぎてしまうミスです。右ひざは絶対に前(ボール方向)には出さず、左足の内側に送り込むような意識が重要。ひざの高さをなるべくキープして振り抜くことを意識しましょう。
【今回のまとめ】目線って結構大事!
・目線とボール位置で打ち分ける。
・低い球を打つ時は入射角に注意!
・高い球を打つ時は右ひざに注意!
取材協力/八王子カントリークラブ
■ 宮田成華(みやた・なるは) プロフィール
1997年生まれ、東京都出身。ドライバーの平均飛距離は約240ydで、攻めのゴルフを貫くショットメーカー。2017年より国内女子ツアーに参戦し、昨季は4度目の挑戦となったプロテストに合格。2020年シーズンの目標はステップアップツアー優勝。
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