女子プロレスキュー!

ロングアイアンをショートアイアンのように打つには? 吉川桃

2020/08/12 05:00

「ロングアイアンの苦手克服」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーHさんの悩み】
「ショートアイアンは自信を持って振れるのですが、6番以上のロングアイアンになると、うまく当たりません。どうしたら良いですか?」

吉川桃のレスキュー回答】
ロングアイアンが苦手という人は、スイング中の“力み”が原因と思われます。どんなにクラブが長くても、100ydを飛ばす感覚で、スムーズに振ることができれば大きなミスにはなりません。

1. 飛ばすのではなく“飛ばせる”と考える

5・6番でもPWと同じ感覚で振れるのが理想的

考え方としては、スイングの勢いで飛ばすのではなく、スイングは変えずにロフト角通り当てるというイメージをもつことです。ロングアイアンは飛ばすクラブではなく、決まった距離に飛ばせるクラブと捉えましょう。

2. フォローから始動する素振りが効果的

ショット直前に2、3回行うと効果アリ

ロングアイアンを力まず振るには、直前の素振りを変えてみてください。ボールの位置からスタートするのではなく、打ち出し方向(フォローサイド)にヘッドを出し、そこから戻すように素振りを開始していきます。

3. 浮かせて構える

ボール半分の高さより上げる感じで

実際にボールを打つ際は、ヘッドを少し浮かせて構えることをおすすめします。浮かせることで、先ほど行った素振りの感覚でスイングできるからです。ボールに当てるのではなく、当たる感覚で振ってみてください♪

【今回のまとめ】力まない準備をする♪

「力むなって言われても力んでしまうものです」

・飛ばすのではなく飛ばせると考える。
・フォローから始動する素振りが効果的。
・実際には浮かせて構える。

取材協力/G7カントリー倶楽部

■ 吉川桃(よしかわ・もも) プロフィール

1998年生まれ、栃木県出身。11歳からゴルフを始め、2017年19歳でプロテスト合格。19年にステップアップツアー「rashink×RE SYU RYU/RKBレディース」で初優勝、今季はQTランク34位の資格でツアーを戦う。自粛期間中に「ワンピース」を全巻読破するほどの漫画好き。

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