ロングパットはイメージ次第 村田理沙

「ロングパットの距離感」をレスキュー♪

【アマチュアゴルファーMさんの悩み】
「ロングパットの距離感が合わず、3パットが止まりません…。距離感を合わせるポイントを教えてください」

【村田理沙のレスキュー回答】
距離感を合わせるにはポイントが2つあります。1つはボールの転がりを鮮明にイメージすること。もう1つは、フォローを大きく取るストロークです。

1. 打つ前にイメージする

ボールの転がりを鮮明にイメージするには、ボールがどのような出球で転がり始め、カップまでどのように寄っていくのか。打つ前にしっかりイメージできていることが重要となります。

2. 目標を見ながら素振りを行う

転がりをイメージするのにおすすめな方法は、カップ（目標）を見ながらの素振りです。目標を視野に入れながら素振りを行うことで、目標までの距離を転がっていくボールのイメージとストロークの感覚を重ね合わせることができるからです。

3. 野球の下手投げのイメージ

もう1つのポイントは、フォローを大きく取ることです。その理由は、私がロングパットを野球の下手投げと同じ感覚で捉えているからです。下手投げをする際、腕の動きが小さいと手先の強弱でしか距離感を調節できず、イメージした強さでボールを投げることができません。なるべく腕を大きく振り上げることと、ロングパットで大きくフォローを取ることは同じ要領だと考えています。

4. フォローを大きく取る

イメージした距離感でボールを転がしていくためには、下手投げで腕を大きく振り上げるのと同じように、フォローを大きく取ってみてください。フォローの大きなストロークに慣れてくれば、自然と3パットの数は減ってくると思いますよ♪

【今回のまとめ】「ロングパットの距離感」をレスキュー♪

・目標を見ながら素振りをする。
・フォローを大きく取る。

取材協力／ゴルフ倶楽部成田ハイツリー

村田理沙（むらた・りさ）
1995年生まれ、東京都出身。祖父母と練習場に行ったことがきっかけでゴルフを始め、山梨学院大学在学中の2015年「グアム知事杯」で優勝。16年にプロテスト合格。父親がアメリカ人、母親が日本人のハーフ美女ゴルファーとしても注目される。