朝イチで差がつく“ティンティン”体操 セキ・ユウティン
人気急上昇中のティンティンが伝授♪
今回から登場するプロは、昨季より日本ツアーに登場し、愛くるしい笑顔と抜群のスタイルで人気急上昇中のセキ・ユウティン。中国では“ティンティン”の愛称で親しまれ、同国ツアーの賞金女王という輝かしい実績をもつ。そんな実力派の彼女に、アベレージゴルファーが抱える疑問や悩みについてこたえてもらう。
「朝のストレッチ法」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーFさんの悩み】
「朝イチのショットからしっかり振るために、プロがやっていることは何ですか?」
【セキ・ユウティンのレスキュー回答】
朝の準備運動で大切にしていることは、肩甲骨と股関節の可動域を広げるストレッチです。私がラウンド前に必ず行っている、おすすめのストレッチ法をご紹介します。
1. ゴム紐を使う
肩甲骨のストレッチ法として、ゴム紐(トレーニング用があると◎)を使います。ゴム紐の端と端を持ち、体の後ろにまわして両手を広げます。肩甲骨が伸縮することを意識しながら動かしていきます。
2. 左右対称に伸ばす
左手を斜め上にした時は、右手を斜め下に…といった具合に、逆方向に動かすことで肩甲骨の可動域が広がり、ストレッチの効果が高まります。上下だけでなく前後も同じように、逆方向の動きをしながら腕をまわします。
3. クラブを使って上体を回転させる
次にスイングを想定したストレッチを行います。クラブを横にした状態で端と端を持ち、上体のみを左右に捻転していきます。はじめは直立したまま行い、徐々に前傾していくことでスイングの動作に近づけていきます。
4. 足の動きを加える
より実戦に近い動きを取り入れるには、足も一緒に動かします。右に腕をまわした時に右足を、左にまわした時に左足を上げる動きを加えてみてください。上げた足を一歩前に踏み出し、下がる時は腰を下ろしてスクワット。上半身と下半身を連動させることで、スイングにつながる回転運動を体感することができますよ♪
【今回のまとめ】効果が出やすい2つのストレッチ法
・ゴムを使って肩甲骨をほぐす。
・クラブを使って上体を回転させる。
取材協力/ザ・カントリークラブ
解説/セキ・ユウティン
1998年生まれ、福井県出身で5歳まで日本で過ごす。中国に渡り7歳からゴルフを始め、16歳でプロ転向。2016年に中国ツアーの賞金女王に輝く。昨季より日本ツアーにも参戦。国内外問わず活躍の幅を広げている。
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