女子プロレスキュー!

ねじれば飛ばせる飛距離アップ練習法 エイミー・コガ

2019/02/06 05:00

「飛距離アップの練習法」をレスキュー♪

上半身と下半身の“ねじれ”にフォーカスしたドリル

【アマチュアゴルファーRさんの悩み】
「飛距離を効果的に伸ばすためには、どのような練習法がありますか?」

エイミー・コガのレスキュー回答】
飛距離を伸ばすには、前回お伝えした体重移動を大きくしてもブレない打ち方をマスターすることがおすすめです。今回はそのための効果的な2つのドリルをご紹介します。

1. 左足踏み込みドリル

打ちっぱなしで何球か試してみよう

一つ目は、両足を揃えたままバックスイングを行い、切り返しで左足を踏み込みながらボールを打つドリルです。スムーズな体重移動を体感することができ、飛距離アップにつながる下半身リードの切り返しを覚えることが目的です。

実際のスイングでも同様な体重移動(右足→左足)のイメージ

ポイントは、腕を下ろす前に左足を踏み出すことで、下半身の動きと連動して上半身が始動するイメージを覚える点です。この動きを体感することで手打ちが防止され、飛距離を伸ばすことにつながるのです。

2. 壁を使った右腰回転ドリル

右肩を動かさないために壁を使う

二つ目は、壁の前で両手をつき、下半身だけでスイング中の動きを再現する練習法です。切り返し以降、上半身と下半身が一緒に回ってしまうとチーピンや引っかけのミスに…。ねじる動きを覚えて、インパクトで上体を残すことで、体の正面でボールをとらえることができるようになります。

かかとが数cm浮くぐらいで留める

ポイントは右腰は回していくものの、右足は地面にくっつけたままにしておく意識をもつことです。右腰を回していく段階で、必然的に右足は地面から離れようとしますが、できるだけ粘ることで上体の開きを抑え、ねじる動きが身につきます。

【今回のまとめ】2つの練習法で飛距離アップ!

左足へ踏み込みながらボールを打つ練習法。
・壁に両手をつけた状態で腰だけを回す練習法。

取材協力/オリエンタルゴルフ倶楽部

■ エイミー・コガ プロフィール

1995年8月26日、長崎県生まれ。父の仕事の関係で幼少期をブラジル、ニューヨーク、ハワイで過ごす。8歳からゴルフを始め、2010年に世界ジュニアを制覇。18年プロテストでトップ合格を果たす。日本人の父と韓国人の母をもち、176cmのモデル体型と明るい性格で人気急上昇中。加賀電子所属。

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