女子プロレスキュー!

強風対策!低く抑えたFWのティショット エイミー・コガ

2019/02/13 05:00

「アゲンストでのティショット」をレスキュー♪

ボールの先30cmほどのゾーンが重要

【アマチュアゴルファーEさんの悩み】
「強い風の日、アゲンストでのティショットを打つにはどうしたら良いですか?」

エイミー・コガのレスキュー回答】
アゲンストでは、ドライバーより3Wなどのフェアウェイウッド(以下FW)で、ボールの高さを抑えて打っていきます。その時に意識しているポイントは、インパクトからフォローにかけての動きです。インパクト直後の意識を変えてみてください。

1. フルスイングは不要

フォローでの腕の位置は肩の高さまでで良しとする

弾道を低く抑えたい時には、ヘッドを低く長く出して低いフォローをとることが大切です。決してフルスイングする必要はなく、フォロー以降で前傾を起き上がらせないことを意識してみてください。

2. 左手の甲を低く長く保つ

ボールを押し込むことが目的!

ポイントは左手の甲です。インパクトでは甲が目標方向へ低く長く向いている感覚を意識しています。インパクト前後では、左手でボールを押し込むようなイメージを持つことで、低いヘッド軌道を生むことができます。

3. ボールの先にメモ帳があると仮定する

実際のラウンドではスパットを目印にしてもOK

薄く長いディボットをとるように振っていきます。ボールの先にお札やメモ帳など細長いものを想定し、その幅の間ではヘッドのソールが接地しているイメージ。絶対にソールを離さないように動かしていきます。

4. 体重をしっかり左へ移動させる

結果的に前傾角度が一定になる

インパクト直後のヘッドを意識して低く滑らせるには、前傾角度をキープすることが大切です。体の軸は右サイドに残さず左へしっかり移動させ、上体が起き上がらない体勢でいることで、理想的な低い弾道を打つことができますよ♪

【今回のまとめ】フォロー意識で低弾道Get!

ハーフスイングのイメージで振る。
・フォローで左手の甲を低く長く保つ。
・体重をしっかり左へ移動させる。

取材協力/オリエンタルゴルフ倶楽部

■ エイミー・コガ プロフィール

1995年8月26日、長崎県生まれ。父の仕事の関係で幼少期をブラジル、ニューヨーク、ハワイで過ごす。8歳からゴルフを始め、2010年に世界ジュニアを制覇。18年プロテストでトップ合格を果たす。日本人の父と韓国人の母をもち、176cmのモデル体型と明るい性格で人気急上昇中。加賀電子所属。

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