女子プロレスキュー!

90度から90度のハーフスイング練習法 エイミー・コガ

2019/03/13 05:00

「アイアンの安定感アップ」をレスキュー♪

テークバックだけではなくフォローも90度という点が斬新

【アマチュアゴルファーIさんの悩み】
「アイアンショットを安定させるためには、どうしたら良いですか?」

エイミー・コガのレスキュー回答】
私がゴルフを始めた頃から続けている練習法が、ハーフスイングでのドリルです。フルスイングでは作れない安定感を生み出すことができます。

1. 9時から3時までの振り幅

右から左への体重移動の感覚をつかむ

ハーフスイングではインパクト前後の体やフェースの動きを確認しています。振り幅は腕が地面と平行になる9時から3時まで。この振り幅を徹底的に反復することで、フルスイングでも軸がブレにくい体の動かし方を覚えていきます。

2. フェース面が垂直(90度)になる

45度ではフェース面への意識が強すぎてしまう

チェックポイントはフェースの向きです。バックスイングとフォローで、シャフトが地面と平行になった時に、フェース面が地面と垂直(90度)になるように意識します。開きすぎず閉じすぎず、適度なフェースローテーションを身につけましょう。

3. 体の回転を意識する

飛ばそうとする意識が手打ちにつながる

振り幅が小さくてもボールへのコンタクトが正しければ、フルショットの飛距離とそれほど変わりません。腕の力を抜き、体の回転でボールを運ぶように振ります。腕には力を入れず、効率の良いインパクトを目指しましょう。

【今回のまとめ】目安は90度→90度

9時から3時までの振り幅。
・シャフトが平行になった時、フェースが垂直(90度)になるように振る。

取材協力/オリエンタルゴルフ倶楽部

■ エイミー・コガ プロフィール

1995年8月26日、長崎県生まれ。父の仕事の関係で幼少期をブラジル、ニューヨーク、ハワイで過ごす。8歳からゴルフを始め、2010年に世界ジュニアを制覇。18年プロテストでトップ合格を果たす。日本人の父と韓国人の母をもち、176cmのモデル体型と明るい性格で人気急上昇中。加賀電子所属。

エイミー・コガ'sレスキュー 記事一覧