ラインの真ん中で素振りをするべき3つの理由 エイミー・コガ
「ロングパット」をレスキュー♪
【アマチュアゴルファーXさんの悩み】
「ロングパットで3パットしないためには、どうしたら良いでしょうか?」
【エイミー・コガのレスキュー回答】
10m以上のロングパットでは、距離とラインの両面をある程度把握しておかなければ、なかなか寄せることができません。対処法としては、ボールとカップを結ぶラインの真ん中地点に立ち、ボールの転がりをイメージしながら素振りを行います。
1. 距離感をより具体化できる
真ん中で素振りをする一つ目の理由は、距離感がより鮮明になるからです。例えば、20mの距離を漠然と20m見つめて素振りをすると、ストロークの振り幅やタッチは、勘に頼らざるを得ない部分が大きくなってしまいます。一度、半分の距離の10mを頭に入れて素振りをすることで、ストロークの振り幅もインパクトの強さも二分の一でインプットできます。真ん中で把握した素振りの2倍の強さで打てば良いという、具体性が生まれます。
2. 傾斜の影響を受けるのは真ん中以降
ボールが傾斜の影響を大きく受けるのは、球の勢いがなくなってからになります。つまり、真ん中からカップ寄りの後半の傾斜のほうが、前半より重視しなければならないというのが、二つ目の理由です。
3. 多くの情報を得られる
三つ目の理由は、ラインの真ん中に立つと、目からも足からもその前後を通過するボール経路の情報を多く得ることができます。微妙な傾斜や芝目、グリーン面の凹凸など、細かな情報を得ることでイメージを微調整できるのです。
【今回のまとめ】真ん中で素振りをする理由
・距離感を具体化できるから。
・傾斜が影響するのは主に真ん中以降だから。
・グリーンの細かい情報を把握できるから。
取材協力/オリエンタルゴルフ倶楽部
■ エイミー・コガ プロフィール
1995年8月26日、長崎県生まれ。父の仕事の関係で幼少期をブラジル、ニューヨーク、ハワイで過ごす。8歳からゴルフを始め、2010年に世界ジュニアを制覇。18年プロテストでトップ合格を果たす。日本人の父と韓国人の母をもち、176cmのモデル体型と明るい性格で人気急上昇中。加賀電子所属。
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