池田勇太のルーティン
2013/09/27 12:27
余計なものを削ぎ落としたルーティン
ボールを打つまでに時間がかかってしまう人は池田選手のボールに入るまでのリズムを真似してみるといいでしょう。ルーティーンに時間がかかるほど、弾道のイメージが薄れていきますし、体も硬直しやすくなります。
それでは、池田選手のルーティンを見ていきます。
まず、後ろからラインをイメージして、セットアップ。
そして、目標を見たら、小さなワッグルをして、スイングと。
池田選手のルーティンの特徴としては、余分な動作が一切ないということですね。
しっかりとしたスイングのテクニック、そしてイメージを持っているからこそできるルーティンだと思います。
ワッグルや素振り、これをすればするほど、感覚が出てくるという考え方もありますけれども、時間がかかってイメージが消えてしまう、という考え方もあるわけです。
彼の場合は、この時間をかけて、イメージを消してしまうことを嫌がっていると、イメージがなくならないように、そのまま見たものをボールに伝えたい、スイングに伝えたい、という気持ちでこのルーティンを行っているはずです。
ですから、お手本にするとすればですね、構えてから長くなってしまう、ショットのイメージが消えてしまう、なかなか動けないという方はですね、池田選手のルーティンはお手本になると思います。
【解説】堀尾研仁