矢野東のルーティン
2013/09/27 12:33
ルーティンではオーバー目に行う
フェードヒッターの矢野東選手らしいルーティンですね。具体的には、まずひとつはアドレスした時のスタンスの向き。体がバンカー方向を向いているのが分かると思います。また、極端なくらいにアウトサイド・インの軌道でフェースを返さずに素振りをしているのもポイントです。実際のスイングよりオーバー目に素振りをすることで、実際のショットに動きが活きてくる効果があります。
それでは、矢野選手のルーティンを見ていきます。
まず、ボールの後ろで素振りをして、そしてセットアップ。
フェイスをセットして、それからグリップを決める。
目標を見て、バックスイングして打つと。
まず、矢野選手のルーティンの特徴としては、この素振りですよね。
素振りで、かなり左を向いて、フェードを打つぞ、という形のイメージの素振りをしています。
フェイスを返さない、少しアウトサイドイン気味に振っていくような素振りでした。
少し極端にこの動きをすることで、実際のショットに生かそうということですね。
そして2つ目のポイントとしては、セットアップをする際に、右手でクラブフェイスをセットアップする。
そしてそこから、左手を決めるというタイプです。
プロの場合はすぐにグリップが決まると思うのですが、アマチュアの方がこれを真似する場合はですね、グリップが決まったところ、左手がうまく決まったところからルーティンがスタートというイメージを持つと、毎回同じタイミングでスイングが出来ると思います。
【解説】堀尾研仁