上平栄道のルーティン
2013/09/27 15:03
ボディターンを意識したルーティン
ルーティンの特徴は、クラブヘッドを浮かせてヨコに振っていること。ヨコ素振りの効果は、スイング中にワキが締めるイメージを持ちやすく、腕と体の一体感が出しやすいことが挙げられます。
上平選手のルーティンを見ていきましょう。
まず、ティアップをして、素振りなのですが、少しクラブを浮かして、横素振りですよね。
横素振りの連続素振り、これを行って、ラインを決めて、フェイスを合わせる。
そして、スタンスを決めて、目標を見たら、バックスイングをして打つと。
上平選手のルーティンの特徴としては、この素振りですよね。少し横素振りですよね、クラブを浮かせて。
この横素振りのメリットとしては、脇が締まる、軸に対して回転が出来るというところです。
彼は連続で振りましたよね。連続したモーションで振ることで、自然に体の柔らかさ、流れが出来てくるというところ、これを感じているのだと思います。
そして、ボールに入ってからは、非常にシンプルで、できるだけ時間をかけなくて、イメージのスイングをそのまましていくという形です。
ですから、打つ前に力が入ってしまう、硬くなってしまう、柔らかくスイングが出来ない、という人にとってはお手本になるスイング、ルーティンだと思います。
【解説】堀尾研仁