アイアンでトップが出る場合の応急処置
2009/05/06 00:00
アイアンでトップが出る場合の応急処置
アイアンでトップしてしまう場合の応急処置です。池越えやバンカー越えなど、特定の場面でトップが出てしまう方はいませんか?理由がいくつか考えられるのですが、すぐに効く対処法は、目線を低くすることです。
トップする原因
トップするのは、このように下からしゃくり上げる動きになるからなのですが、球を高く上げようとすると右肩が下がってアッパーブローになり、スイング弧の最下点を過ぎてからボールにあたってしまうのです。
目線を高い位置に置く
アドレスで目線を高い位置に置くと高弾道が打ち易くなりますが、トップが出やすい時はこの動作は慎んだほうが良いでしょう。
高いフィニッシュはトップを助長する
フィニッシュを高く取る動きもトップを助長するのでNGです。
アドレスでは目線を低く
アドレスでは目線を低く取りましょう。地面と平行くらいが理想です。
パンチショットのように低く
フィニッシュも、パンチショットのように低く取ります。弾道は低くなりますが、力強い球が出るようになり、トップも防ぐことができます。
撮影協力 セベバレステロスゴルフクラブ
■ 足立智明プロ プロフィール
昭和46年生まれ。日本大学ゴルフ部を経て平成6年にプロ転向。大学3年時に全日本パブリック選手権3位、全日本学生選手権5位、プロ転向後は96年フジサンケイCLで39位などがある。学生時より中嶋常幸プロに師事。同期には久保谷健一など。現在は千葉県のおゆみ野ゴルフガーデンで独自の身体理論を使ったレッスンを展開中。