上達ヒントの宝箱

アイアンでシャンクが出る場合の応急処置

2009/05/13 00:00

アイアンでシャンクが出る場合の応急処置

アイアンでシャンクが出る場合の応急処置法です。いい場面で出るシャンクほど憎いものは無いですよね。簡単に直せる方法が1つあります。まずは原因から解説しましょう。

シャンクを恐れるあまり・・・

シャンクが出る人は、シャンクを恐れるあまり、このように遠くに離れて構えるのをよく見かけます。あなたは腕を体から離して、ボールをトウ寄りにセットしていませんか?

遠く離れて構えると・・・

トップでは必然的にフラットな位置に収まることになります。

ボールに当てに行こうとしてシャンク

そしてインパクトにかけてはボールに当てに行こうとして体がボール方向に突っ込む動きになり・・・結果的にヒールに当たってシャンクになってしまうのです。

ヒール側にボールをセット

解決策として!思い切ってクラブのヒール側にボールをセットしてください。

ハンドダウンで構える

アドレスではボールと適正な感覚を保つために、いつもよりもハンドダウンで構えてください。

トップの形

こうすることでトップが適正な位置に収まり、スイングプレーンにも乗りやすくなります。

正しいインパクト

そして正しいインパクトを迎えることができるようになります。アドレスで窮屈に感じるくらいが丁度良いでしょう。

■ 足立智明プロ プロフィール

昭和46年生まれ。日本大学ゴルフ部を経て平成6年にプロ転向。大学3年時に全日本パブリック選手権3位、全日本学生選手権5位、プロ転向後は96年フジサンケイCLで39位などがある。学生時より中嶋常幸プロに師事。同期には久保谷健一など。現在は千葉県のおゆみ野ゴルフガーデンで独自の身体理論を使ったレッスンを展開中。