アプローチでザックリが出る場合の応急処置
2009/05/20 00:00
アプローチでザックリが出る場合の応急処置
アプローチのザックリ(ダフリ)を解消する応急処置法です。短い距離なのにダフって1ヤードも前に進めないダフリなんてもったいない。距離を合わせようとして体が縮こまってしまうと発生します。
コックを使いすぎるとザックリ
距離感を出そうとしてこのように手首だけを使ってテークバックするが大きな原因です。
【1】スタンスをほぼ閉じるくらいまで狭める
応急処置の1つ目は、まずスタンスを極端に狭くすること。閉じるくらいで丁度良いでしょう。
【2】テークバックはコックを使わず
そしてテークバックでは手首は使わずヘッドを低く引きます。パターを振る感じです。
インパクトはほうきで掃くように
インパクトでは、地面をほうきで掃くように。
フォローを低く取るのがポイント
フォローも低くとります。20ヤードくらいの長いパットをするイメージです。ヘッドの入射角が緩やかになって、ソールが地面を滑り易い状況を作るとザックリはなくなります。ちょっとくらいダフっても、入射角が緩やかな分、ヘッドが地面を滑ってくれるので大きく距離をロスすることはなくなります。
撮影協力 セベバレステロスゴルフクラブ
■ 足立智明プロ プロフィール
昭和46年生まれ。日本大学ゴルフ部を経て平成6年にプロ転向。大学3年時に全日本パブリック選手権3位、全日本学生選手権5位、プロ転向後は96年フジサンケイCLで39位などがある。学生時より中嶋常幸プロに師事。同期には久保谷健一など。現在は千葉県のおゆみ野ゴルフガーデンで独自の身体理論を使ったレッスンを展開中。