上達ヒントの宝箱

右手の粗相を正してダフリさらば!

2009/12/18 10:15

右手の粗相を正してダフリさらば!

コックが早かったり、リリースが早かったり、右手の悪さはショットに甚大な影響を与えます。今回は、そんな右手の粗相を正して、ダフリを解消。ショットの安定感をグンと高める練習です。

グリップを離して握ってみましょう

いつもは、左手の親指を包むように、右手をグリップしますが、思い切って、左右の手を写真のように、離して握ってみましょう。これだと、全然当たらなそう・・・。

グリップを離したままアドレス

アドレスの状態だと、多少、左肩が下がる感じがあるし、やっぱり違和感がありますね~。でも、これで良いんです。でも、これって何の意味があるの??

とりあえず打ってみましょう

とりあえず打ってみてくださいな。この練習は、右手の悪癖を直すというより、普段の右手の悪癖が、如実に現れてしまうんです。テークバックで、右手のコックが早い人は、写真のようになり・・・。

リリースが早いとこうなります

逆に、ダウンスイングで、リリースが早くなると、こんな風になってしまいます。コックが早くても、リリースが早くても打てません。ああ、何だかもどかしい!

右手の悪さがなければちゃんと打てます

全然当たらなくて、もどかしさを感じる人は、右手の使い方が悪いっていう証拠なんです。右手を上手く使えている人は、手を離してもこんな風に、きちんとインパクトできますよ。

とにかく離して当たるまで

この練習はシンプルです。左手と右手を離して、しっかりインパクトできるまで練習すること。右手に意識を払って、練習を重ねれば、残念なダフリから解放されますし、ショットの安定感も高まっちゃいます。

【協力】コナミスポーツクラブたまプラーザ

■ 齋藤雄二 プロフィール

神奈川県出身。1975年生まれ。コナミスポーツクラブたまプラーザ勤務。実弟はゴルフダイジェスト社のドラコンチャンピオンで、自らも300ヤードをかっ飛ばすロングヒッター。飛ばしはもちろん、ショットの精度を上げるスイング理論についてもバッチリ伝授いたします。