上達ヒントの宝箱

高い球でキャリーを稼いで飛ばす

2009/08/26 00:00

高い球でキャリーを稼いで飛ばす

風がフォローの時や、高い木の上を狙いたい時に、高弾道で飛距離を稼ぐドライバーの打ち方です。まずは、いつもよりスタンスを広めに取ってください。目安は肩幅よりも左右一足分ずつ広げます。

ヘッドファーストにする

そして正面から見て、シャフトが飛球線後方側に倒れているヘッドファースト(ハンドレイト)の状態にしてください。

アッパーブロー軌道を確保

こうする事でロフトが増えると同時に、アッパーブロー軌道を自然に作ることができます。

肩をしっかりと回す

テークバックでは、肩をしっかりと回すことを心がけてください。

悪い例

手だけでクラブを上げて肩が回っていないと、フェースが開いてインパクトを迎え、スライスになります。

ビハインド・ザ・ボール

切り替えし以降は「ビハインド・ザ・ボール」を心がけてください。

ビハインド・ザ・ボールのままフィニッシュまで

インパクト付近からフィニッシュまで「ビハインド・ザ・ボール」のままです。

普段より大きなキャリーを実現

このように打つことによってフォローの風の時など、普段より大きなキャリーで飛ばすことが期待できます。

【撮影協力】鶴舞カントリー倶楽部

■ 足立智明プロ プロフィール

昭和46年生まれ。日本大学ゴルフ部を経て平成6年にプロ転向。大学3年時に全日本パブリック選手権3位、全日本学生選手権5位、プロ転向後は96年フジサンケイCLで39位などがある。学生時より中嶋常幸プロに師事。同期には久保谷健一など。現在は千葉県のおゆみ野ゴルフガーデンで独自の身体理論を使ったレッスンを展開中。