1mのアプローチで距離感をつかむ
2009/10/28 10:00
1mのアプローチで距離感をつかむ
1mを色々なクラブを使って打ち分ける練習法です。各番手で1mだけキャリーさせて、ショートゲームの距離感をつかむ練習方法です。まずはペットボトルを用意して、1m先のボールが落ちる付近の横に置いてください。
アドレス
そしてアドレスを取るのですが、手を吊り気味に構えてください。
ヒールが浮いた状態
手を吊り気味に構えるということは、ソールのヒール側が浮いていることになります。こうするとヘッドが返らなくなるので、ボールの飛びを最小限に抑えることができます。
グリップ
グリップの握り方は、パッティングと同じです。逆オーバーラッピングでも結構です。
振り子のように振る
あとは、そのまま左右均等の幅になるよう、振り子のように振るだけです。
この練習のポイント
様々なクラブを使って、1mだけキャリーさせるのがポイントです。
まずはサンドウェッジから
まずは距離が出しやすいサンドウェッジから始めるのが良いでしょう。打ち出しが一番高いクラブで、ランがあまり出ません。
徐々に番手を上げていく
そして8番アイアンくらいまで番手を上げていきましょう。徐々に弾道が低くなって、ランが多くなるのが分かるはずです。この時、弾道の高さと、球が転がっていくイメージを目に焼き付けてください。アプローチの距離感が劇的に向上します。
撮影協力:FAVOR GATE
■ 中井 学 プロフィール
1972(昭和47)年 大阪府豊中市生まれ。中学生でゴルフを始め、高校3年生時に日本ジュニア出場など活躍。92年に渡米し大学に通いながらゴルフの腕を磨く。現在はプロゴルフコーチとしてツアープロからアマチュアまで指導。