バンカーショットでの距離調節法
バンカーショットでの距離調節法
みなさんバンカーからアプローチするとき、なんとなく振り幅やスイングスピードで距離調節をしていませんか?それよりももっと簡単で正確な距離の出し方を伝授します!
基準となるいつもの構え
まず、いつもどおりに構えてみます。このときに距離のことなどは考えずになんとなく普段どおりのバンカーショットの構えを作ってください。それがあなたの基準となる構えです。覚えておいてください。
【短いアプローチ1】ボールを左足寄りに!
ではここから実際に距離調節の方法を伝授します。まず基準の構えから自然に振った場合よりも短く出したい場合、ボール位置が普段より左足寄りになるようにスタンスを調節します。
【短いアプローチ2】フェースを開く!
そしてフェースは普段よりも少し開くようにしてください。そして振り幅とスイングスピードはいつもと一緒!ここがポイントです。これだけでいつもより短い距離を打つことができます。
【長いアプローチ1】ボールは右足寄り!
逆に長い距離を打ちたいという場合は、短く打ちたい場合の反対のことをすればいいわけです。まずボール位置を右足寄りになるようにスタンスを調整します。
【長いアプローチ2】フェースは閉じる!
そして普段よりもフェースを少しシャットに構えれば準備は完了!あとはいつもどおりの振り幅、スイングスピードで振るだけです。ボール位置・フェース開閉度合いと距離の関係を一度つかんでしまえばいつでも再現できるようになるはずです!
いつも同じ振り幅・スピードで振る
カップまでの距離が長かったりすると、つい力んで大振りになって失敗してしまうこともあると思います。そんなときはこの距離調節法を思い出して実践してみてください!きっとバンカーからのアプローチが簡単になりますよ!
【協力】セベバレステロスゴルフクラブ
■ 足立智明プロ プロフィール
昭和46年生まれ。日本大学ゴルフ部を経て平成6年にプロ転向。大学3年時に全日本パブリック選手権3位、全日本学生選手権5位、プロ転向後は96年フジサンケイCLで39位などがある。学生時より中嶋常幸プロに師事。同期には久保谷健一など。現在は千葉県のおゆみ野ゴルフガーデンで独自の身体理論を使ったレッスンを展開中。