番手選びで迷ったら長いクラブを選ぼう byブッチ・ハーモン
2011/11/28 09:00
1.ルール:長いほうを選ぼう
アベレージゴルファーはたいてい、グリーンを狙うのに充分なクラブを持っていない。つまり番手選びに迷った場合、長いほうの番手ならおそらく正しい距離を打てるはずだ。もう一つ言えるのは、大きいクラブのほうがよりスイングをコントロールすることができ、良いショットが打てるということだ。
2.トラブルをチェックしよう
クラブを選択するうえで、短いクラブを選んだほうが良い状況もある。たとえば、グリーンの向こう側に池やクリークがあったり、ホールより奥に乗せると速いパットが残ったりする状況なら、グリーン手前に打ちたいので小さいクラブを選んだほうがいい。逆にグリーンの手前にトラブルがある場合(写真)、少なくとも絶対にトラブルを超えられるクラブを選ぶ。1番手大きくてもいいくらいだ。
3.余計なことを考えない
自分で選んだクラブなら、しっかりとスムーズにスイングすることができるはずだ。それでいい。できる限り普段のスイングを心がけるようにしよう。大切なのは、クラブとショットに自分を100%委ねることだ。そうすれば、前述のようなトリッキーな距離でも良い結果が得られる。
PHOTOGRAPHS BY / J.D. CUBAN
米国ゴルフダイジェスト社提携
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■ ブッチ・ハーモン プロフィール
1943年、米国ミシガン州デトロイト生まれ。
タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソン、アダム・スコットなど多くのトッププロのコーチを歴任した名トレーナー。ネバダ州ヘンダーソンのリオ・セッコでブッチ・ハーモン・スクール・オブ・ゴルフを経営している。