上達ヒントの宝箱

スライスを撲滅して飛距離アップ! by 宮本勝昌

2013/10/08 10:00

球はつかまえないと飛ばせない

アマチュアゴルファーには、スライスに悩んでいる方が多いですよね。スライスするのは、インパクトでターゲットに対してフェースが右を向いているのが原因です。けれど、スイングでインパクトを意識すればするほど、フェースは開いてしまいがち。これがゴルフの難しいところです。

フェースが開く原因 その1 上半身の突っ込み

腕力に頼ってボールを打ちにいくと、上体がターゲット方向に突っ込みます。この状態ではインパクトからフォローにかけて、フェースを返す空間がなくなってしまいます。

フェースが開く原因 その2 ローテーションの欠如

球を曲げたくないという意識から、フェースを返さないようにスイングするとスライスしがちです。ウェッジなどのライン出しショットならいいのですが、ドライバーなどのロフトの少ないクラブになるほど、球がつかまらなくなる恐れがあります。

フェースが開く原因 その3 間違ったハンドファースト

ハンドファーストのインパクトを意識することは、決して悪いことではありません。しかし、手をターゲット方向に突き出すだけだとフェースは開いてしまいます。

球をつかまえる練習ドリル

フェースが開いた状態でボールをヒットすると、パワーロスが生じて飛ばせません。基本的にはどんなショットでも、フェースをターンさせて球をつかまえて打たなければいけません。そのために必要なのが、腕をローテーションさせてフェースを返す動きです。ドライバーだと意識しにくいので、最初は7番アイアンでスタンスを狭くして、小さいスイングで正しい腕の動きを身に付けましょう。

トップとフォローを左右対称にする

時計の3時から9時までのスイングでボールを打ってみましょう。7番アイアンでドローを打って100ヤードを飛ばせるように練習してください。意識するのはインパクトではなく、フォローの両腕のかたちです。両腕がトップの状態と左右対称になっていれば、正しく腕をローテーションできている証拠。この腕の動きが身に付けば、ドライバーでも球をつかまえて飛ばせるようになります。とても地道な練習ですが、スライスが出なくなれば、必ず今よりも飛ばせるようになりますよ!

■ 宮本勝昌 プロフィール

日大在学中に、片山晋呉横尾要らと並び3羽ガラスと呼ばれるほどの戦績を残す。卒業後プロへ転向すると、実質2年目には初シードを取得。1998年には「つるやオープン」、「ゴルフ日本シリーズJTカップ」と年間2勝を達成した。翌年にはアメリカツアーへフル参戦。貴重な経験を得て、2000年から日本ツアーに復帰。以来、常に安定したゴルフを見せ、トップ選手としての地位を築いている。中でも2001年は、「日本ゴルフツアー選手権」と「ゴルフ日本シリーズJTカップ」の2つのビッグタイトルを奪取。2003年以降、コンスタントに上位には食い込むものの、しばらく優勝から見放されるシーズンが続いたが、2007年の「KBCオーガスタ」で約4年ぶりとなる復活優勝を果たした。2008年からは選手会長に就任。同年の開幕戦を制すなど、自らツアーの盛り上げ役を担う。