正しいミドルアイアンのインパクトイメージ
正しいミドルアイアンのインパクトイメージ
ミドルアイアン(6-8番程度)のインパクトイメージですが、ショートアイアンより長くなるのでスタンス幅が若干広くなります。ショートアイアンのときよりも右足を一足分右側に広げてアドレスをとりましょう。
スイング弧は緩やか
クラブが長くなって、スタンスが広がって重心が下がる状態になる、ということは、スイングプレーンがフラットになります。これはスイング弧がショートアイアンの時よりも緩やかになります。しいて言えば楕円形の卵が横たわったような円弧になるということです。ショートアイアンと同じイメージで打つと手が返りきらずにスライスになってしまいます。これを補正するために、右足かかと線上に目印をつけて、ダウンスイングではそこを目標に振り下ろすイメージを持ってください。
トップは深くてもOK
トップはシャフトと地面が平行になるまで深くても結構です(写真はスリークォーター)。
遠回りして振り下ろしてくる感覚
そしてダウンスイングでは体重移動がキーポイントになります。腰を左に切るようにターンします。そして右足かかと線上の目印めがけて振り下ろしてください。ショートアイアンの時と違い、遠回りして振り下ろしてくる感覚があるはずです。
インパクト直前は少しだけヘッドが浮く
そしてインパクト直前は、地面よりもほんの少しだけクラブヘッドが浮いている状態になっています。ショートアイアンと同じく、スイング円弧の最下点の手前でボールにコンタクトすることになるからです。
インパクト直後は少しだけヘッドが浮く
インパクト直後は、クラブヘッドが地面より少し浮いています。ショートアイアンの時よりもスイング円弧がゆるやかになっている事と、スイング円弧の最下点により近いところがインパクトポイントになっているため、このような現象となります。正しい形になっているかは自分で確認できます。フィニッシュまでしっかり振り切れていればこの形になっている証拠です。
■ 泉谷一雄プロ プロフィール
1966年 山口県生まれ。十数年に渡る豊富なレッスン経験で、スコアメークにつながるスイング作りに定評がある。またツアープロを目指していた事もあり、コースレッスンでは効率的なコース攻略法を伝授してくれる。初心者~上級者までレベルを問わず対応し、個別スイングプログラムを作成するなど独自の上達法を確立。