左右に打ち分ける軌道コントロールドリル
左右に打ち分ける軌道コントロールドリル
球を左右に打ち分けるための、ヘッド軌道をコントロールするドリルを紹介します。ガムテープを用意してください。
ガムテープドリル
ガムテープを30cmほどの長さに切って、ボールより20cm後ろ側の飛球線後方に貼ります。貼り方は飛球線と平行のもの(青矢印)と、その内側にインサイドアウトの形になる線(紫矢印)の2つを貼ります。
※練習場で実施する際には、練習場に迷惑が掛からないよう、必ず確認をとってから実施してください。
フェードを打つなら
フェードを打つなら、青矢印のガムテープの線をなぞるイメージでテークバックからダウンスイングまで行ってください。ストレートボール、またはドローボールは紫矢印の線をなぞります。
毎回同じスイング軌道がイメージできる
ボールよりも手前に線が引いてあるので、毎回同じスイング軌道がイメージできます。
フェードの実際の軌道
フェードだからといって、地面に貼る線を飛球線より外側にしたら極端なアウトサイドイン軌道になって大スライスになってしまいます。スイングの円弧は二次元ではありません。ライ角とほぼ同じで斜めの角度がついているので、実際のストレートボールの時は、若干内側から振り下ろされてくるのが正解です。それよりも外側からヘッドが降りてくる軌道の限界が、飛球線と平行の線と考えてください。
ドローのスイング線
ドローのスイング線(紫矢印)はどれくらいの角度で貼れば良いか?身長やスイングタイプにより変わりますので、まずは試してみる事からお奨めします。そこで自分にとって、どの角度でヘッドを入れるとストレートになるか、ドローになるかを掴んでください。イメージ作りに最適な練習法です。素振りだけでも効果があります。是非、試してください。
■ 泉谷一雄プロ プロフィール
1966年 山口県生まれ。十数年に渡る豊富なレッスン経験で、スコアメークにつながるスイング作りに定評がある。またツアープロを目指していた事もあり、コースレッスンでは効率的なコース攻略法を伝授してくれる。初心者~上級者までレベルを問わず対応し、個別スイングプログラムを作成するなど独自の上達法を確立。