歩きながら打ってスイングリズムをつかむ
2009/09/16 10:00
歩きながら打ってスイングリズムをつかむ
歩きながら打ってスイングリズムをつかむ練習法です。形ばかり気にして、自分のリズムを失っている人を多くみかけます。リズムが形を作る、と言っても過言ではありません。簡単にできる方法を紹介します。
悪い例
これはスイングの形を気にしている悪い例です。「トップの位置がどこに収まっているのか?」「手の形はどうなっているのか?」・・・理由なく形を気にしても上達にはつながりません。
ボールから2~3歩下がってアドレス
最初の手順ですが、まずは通常のアドレスから2~3歩ほど後ろ側に下がってください。
アドレスする
そして通常のアドレスを取ります。
右足を踏み出す
テークバックしながら、右足を踏み出します。
左足を踏み出してフォロースルー
そして左足を踏み出しながら、ダウンスイング~フォロースルー~フィニッシュまでを一連の動作として行います。
実際に打つ
そしてセットしたボールの位置まで着たら、実際に打ってみてください。ポイントは、自分のリズムで行うこと。つまり、歩くスピードが速い人はそのテンポをキープしながら打つ。ゆっくりしたリズムの方は、そのリズムで打つことが大事なのです。
ティアップ
これはボールを正確に捉えることが大事なのではなく、自分のリズムを見つけることがポイントの練習法なので、ボールは軽くティアップなどして打ち易い状態にすると良いでしょう。
撮影協力:FAVOR GATE
■ 中井 学 プロフィール
1972(昭和47)年 大阪府豊中市生まれ。中学生でゴルフを始め、高校3年生時に日本ジュニア出場など活躍。92年に渡米し大学に通いながらゴルフの腕を磨く。現在はプロゴルフコーチとしてツアープロからアマチュアまで指導。