ワイドスタンスで体重移動アプローチ
2009/09/30 00:00
ワイドスタンスで体重移動アプローチ
アプローチのセオリーは「下半身を固定して腕を使う」イメージが強いですが、アプローチこそ体重移動が必要です。むしろ、そうする事で距離感も磨くことができる、という方法を伝授します。
悪い例
これはセオリーと思われる「下半身を止めて、手の動きが強い」アプローチの形です。間違いではないですが、複雑な動きになるので練習量が必要になります。ここではこの方法はひとまず置いておきましょう。
ワイドスタンス
いつもよりも広くスタンスを取ってください。
左右とも一足分ずつ広げる
スタンス幅は、肩幅よりも左右一足分ずつ広くスタンスを取ります。
グリップ
体の正面でグリップし、肘にはゆとりを持たせて構えます。
テークバック
そしてテークバックをします。この時、下半身のみで右に体重移動するのがポイントです。
インパクト~フォロースルー
そしてダウンスイング~インパクト~フォロースルーです。ここでも下半身を左側に体重移動しながら行います。
自分のスタンス幅を見つける
このドリルを繰り返しながら、本来の自分のスタンス幅まで狭めていってください。下半身だけで体重移動し、上半身の動きは最小限にとどめる。・・・ということは、左右対称の振り子スイングになるので、一定の距離感を身につけることができます。
撮影協力:FAVOR GATE
■ 中井 学 プロフィール
1972(昭和47)年 大阪府豊中市生まれ。中学生でゴルフを始め、高校3年生時に日本ジュニア出場など活躍。92年に渡米し大学に通いながらゴルフの腕を磨く。現在はプロゴルフコーチとしてツアープロからアマチュアまで指導。