打ちにいかないスリーボール練習
2009/12/11 10:15
打ちにいかないスリーボール練習
ボールがあると、体が突っ込んだり、すくい上げたり、ついついボールを意識して、打ちにいってしまう人のための、超基本レッスンです。
ボールを3つ並べるからスリーボール
まず、ボールを20センチくらいの間隔で、1直線に並べます。どこまでも、まっすぐ、何球並べても良いのですが、打ちっ放しでできる最大個数は3個程度になります。
足のステップに合わせてスイング
まず、ボールを打つ前に、歩くようにステップを踏みます。そのリズムと体重移動に合わせて、クラブを振ります。歩くようなステップが、スイングの自然な体重移動になります。
ジリジリと前に進みます
右、左とステップを踏みながらスイングして、ジリジリと歩を前に進めましょう。そして、ボールのあるところにきたら、そのリズムを変えないようにして、ボールを払っていきます。
打つのではなく払う感じ
スイングしながらジリジリと歩を進める間に、たまたまがボールがあるという感じです。ボールは打つのではなく、クラブの軌道の中にあったボールが払われるイメージです。歩くような体重移動とリズムをキープしましょう。
歩くように打てばこうなりません
ステップを踏みながら、自然と振られる腕のリズムに従ってスイングしているので、こんな風に、右足に体重が残ることはありません。自然な体重移動の中で、ボールを捉える感覚が掴めるはずです。
ボールの行方は気にしない
目的は、正しい体重移動とリズム感。フィニッシュまで一気に振り抜く過程でボールを捉えること。練習ではボールの行方を気にせず、リズミカルに振り抜いていきましょう。
【協力】コナミスポーツクラブたまプラーザ
■ 齋藤雄二 プロフィール
神奈川県出身。1975年生まれ。コナミスポーツクラブたまプラーザ勤務。実弟はゴルフダイジェスト社のドラコンチャンピオンで、自らも300ヤードをかっ飛ばすロングヒッター。飛ばしはもちろん、ショットの精度を上げるスイング理論についてもバッチリ伝授いたします。