キャッチボールで上手くなる!
キャッチボールで上手くなる!
「パパ~、ゴルフばっかしてないで、たまには僕とキャッチボールしてよ~」なんて言われたら、お父さん失格!でも実は、キャッチボールでゴルフが上達するって知ってました?
ピッチャーはゴルフが上手
サッカー、テニス、野球など、球技にはいろいろありますが、一番ゴルフに通じるのは、野球のピッチングなんです。おっと、食いついてきましたね、お父さん!でも、それはどうしてでしょうか?
右足の内側で受け止めるテークバック
まず、振りかぶって、右足1本で立つ状態を実際にやってみてください。どこに体重が乗っていますか?当然、右足の内側にグッとかかりますよね。外側だったら右に倒れてしまいます。
足から始まるダウンスイング
右足の内側でグッと体重を受け止めたら、いよいよ投球。そこから、小手先でピュッと投げてしまうのは女子にありがちですが、男の子なら、まず踏ん張った右足を飛球線方向へ蹴り出しますよね。
足の次はお尻
踏ん張った右足を飛球線方向に蹴り出したら、それとほぼ同時に、ヒップが投げたい方向へと回転し始めます。そう、蹴り出した右足から始まった切り返しが、腰へと伝わっていく自然な動きです。
こんなこと絶対あり得ない!
当然、次は胸がグーンと投げたい方向に向かって開くでしょ?左肘がこんな風になってしまうアベレージゴルファーを見かけますが、投げるイメージがあれば、こんな状態は絶対あり得ない!
インパクトは当然こうなる
左足の内側で体重を受け止めながら、左のお尻が後方に見えるくらい回り、上半身はさらに加速して回転。最後の最後に腕が振られて最大加速でインパクト。これが自然なインパクトの形なのです。
アンダースローはスイングそのもの
普通の投球でも、体の使い方は同じですが、よりゴルフスイングに近いのはアンダースロー。子供とのキャッチボールに大喜びで付き合いながら、密かにゴルフも練習しちゃいましょう!パパ株高騰間違いなし!
【協力】小達敏昭銀座ゴルフクリニック
■ 土屋光司 プロフィール
小達敏昭銀座ゴルフクリニック勤務。1995年より小達プロのキャディを務める傍ら、 共にジム・マクリーン、内藤雄士のスイング理論を学ぶ。2000年プロ転向。細心ながら小達プロとかわらぬ300Yを超えるドライブを放つ。類希なビューティフルスインガー。2004年、「マンダムシードよみうりオープンゴルフトーナメント」をマンデーから本線出場を果たすと共に、「スタンバイツアー」で優勝を飾る。小達プロのスイングチェックも担当。