重たいカバンでつかむ下半身リードの感覚

重たいカバンでつかむ下半身リードの感覚

やりかけの仕事の書類でカバンがパンパン。どんどん仕事をこなさなければ、毎日の通勤もたいへんです・・・。でも、カバンが重ければ重いほど、ゴルフは上達します。下半身でリードする感覚がつかめるんです！

どうやったって手が先にいっちゃう人の疑問

下半身リードとはいうけれど、どうやったって手が先に出ちゃう。で、フォローでは手の行き場がなくなって、こんな状態に・・・。そもそも、下半身がリードする感覚ってどんな感じなんでしょうか？？

重いカバンを持ってアドレスしてみます

前傾した状態で、重いカバンを持ってみましょう。上半身に力を入れない状態でカバンを持つなら、自然と腕は真下に伸びますね。これがまさに、自然な手のポジションです。

肩がガチガチでは振れません

重いカバンをクラブに見立てて、左右にスイングするなら、こんな風に腕や肩に力を入れたのではスムーズに振れませんよね。では、腕をだらんと下げた状態から、どんな風にテークバックしますか？

腕だけでヒョイなんて無理

カバンが重ければ重いほど、腕だけでヒョイとテークバックするのは無理。まず、左足の内側で右へ蹴るように足を使ってから、腰が回り、最後の最後に腕が従ってテークバックするはず。

あとはカバンの重みに任せて

足腰を使って、カバンをテークバックしたら、あとはその重みに任せて、振り子のように動くだけです。すでに、下半身がリードしてますよね。ダウンスイングでも同じこと。

打ち急ぐなんてできません

ダウンスイングでも、腕だけ打ち急ぐなんてできません。ダウンでカバンを加速するなら、今度は右足の内側で飛球線方向に蹴るように、しっかりと下半身から始動しないと無理。そんなに大きく振らなくても、下半身を使う感じが掴めるので、バスを待っている間とかに振ってみてくださいね。ゴルフで使う足腰の鍛錬にもなりますよ。

【協力】小達敏昭銀座ゴルフクリニック