上達ヒントの宝箱

上達への近道!スイング作りの考え方

2011/01/31 10:00

まずはスイングをシンプルに理解しよう!

ゴルフスイングは色々な動作の組み合わせです。皆さんはその動作の1つ1つを難しく考えてスイングしていませんか?スイングを難しく考えれば、スムーズなスイングはできません。まずはスイングをシンプルに理解しましょう。シンプルな考えがシンプルで安定したスイングを作る秘訣なのです。

太い幹を作ることが先!枝葉は後!

スイングの細かな動きを知ることは悪いことではありません。これは安定したスイング作りには必要です。しかし、細かな動きを先に考えてはいけません。まずは大きな動きを理解して、それから自分に必要な細かな動きを勉強すればいいのです。ゴルフスイングを大きく分けると、2つの動きに分かれます。それは体の動きと腕の動きの2つです。

体の動きをシンプルに理解しよう!

ゴルフスイングは背骨を中心とした軸回転です。下半身は軸を支える為の土台となります。下半身がグラグラしてしまえば、安定した軸回転は作られません。下半身の無駄な動きは軸を不安定にさせます。安定したスイング軸を保つ為には、しっかりとした土台を作ることです。

ゴルフスイングはコマの回転と同じ!

体の動きとクラブの動きの関係を知る為には回転しているコマや、おもりのついた紐を振る動作をイメージすると良いでしょう。軸が安定した状態では、コマの面や紐は安定した円軌道を描きます。反対に軸が不安定になると、回転面も歪んでしまいます。ゴルフスイングでも安定した軸を作れば、クラブの動きが安定します。その結果ショットの精度も高まります。

腕の動きを理解しよう!

腕と手首を上手く使うことでクラブヘッドスピードが増します。パッテイングの様にヘッドスピードを必要としないショットでは腕や手首をあまり使いません。しかし、飛距離を求めるのであれば腕や手首を積極的に使うべきです。もし腕や手首を使わなければ、スイング幅が制限されてしまいます。

ハンマーで釘を打つ動作と同じ!

腕の動きはハンマーで釘を打つ動作と同じです。手首を折ることでクラブの運動量が増えます。バックスイングで折った手首の角度をダウンスイングで開放することで、クラブヘッドが加速します。この動きを利用すれば、より遠くへボールを飛ばすことが可能となるのです。

2つの動きを同調させる!

体と腕の2つがそれぞれ正しく動いても、動きが同調していなければ安定したクラブの動きは作られません。体と腕の2つの動きをつなぐ接点は脇となります。アドレスで作られた脇のしまりをスイング中に維持することで、体と腕が同調します。これでショットの方向性が高まり、十分な飛距離も得ることが可能となるのです。

【取材協力】
KEN HORIO GOLF ACADEMY
TOTAL GOLF FITNESS

■ 堀尾研仁 プロフィール

1971年4月16日生まれ。デビッド・レッドベターに師事し、2002年よりツアープロの帯同コーチとして活動開始。翌2003年に田島創志プロ、2004年に高橋竜彦プロのコーチに就き、2選手の初優勝に貢献。2005年には谷口徹プロの帯同コーチとしてメジャートーナメントにも同行。現在は多数のツアープロのコーチを行う傍ら、「KEN HORIO GOLF ACADEMY」を主宰し、アマチュアへのレッスンも精力的に行っている。