スピード上達!

初ラウンドでのアプローチが不安です・・・

2010/08/19 10:15

「アプローチで準備すべきことは何ですか?」

「本物の芝の上からのショットも不安ですが、特に初ラウンドで不安なのはアプローチ。しっかり当てられるかどうかも不安だし、距離感も間違いなく困ると思います・・・」(田中さん、ゴルフ歴2ヶ月)

【撮影協力】コナミスポーツクラブ西葛西

半分の振り幅で臨みましょう!

初ラウンドでアドバイスしたいことは2つ。一つは、あまり欲張ってたくさんの課題を持たず、いくつかの課題を決めて臨むこと。そして、女性で体力に自信がなければ、全ホール回りきろうとしないことです。さて、アプローチの最初の課題としては、まず半分の振り幅だけで臨みましょうか。

腰から腰の幅だけを徹底練習

アプローチの基本は、ボールを打つ強さではなく、振り幅で距離感を出していくこと。といっても、初ラウンドで多くを臨むのはムリ。そこで、アプローチは腰から腰までで振ると決めてしまいましょう。そこで、アプローチでハーフショットする基本を覚えてください。

スタンスは狭めに

しっかりとボールにヒットできるよう、スタンスは狭めにして立ちましょう。こうすれば、腰が左右に動いてしまったり、軸が大きくぶれたりすることも抑えられます。

さらに左足体重にする

アプローチでは、フルショットのような大きな体重移動は必要ありません。ですから、セットアップであらかじめ左足体重にしておけば、より安定したショットが可能です。できるだけ同じように振って、同じように距離を出すことが、もっとも肝心なんです。

手首を使わないこと!

手首を使うと、動く箇所が増えて、アプローチを難しくしてしまいます。手首を固定して、腕とクラブが一体になるよう、上半身全体を使って振ることを心がけてください。

ボールの行方を追わないこと!

目標が近いと、打った直後についついボールの行方を追ってしまいがち。これは、スイングが崩れてミスに繋がりますので要注意!腰から腰まで振りきるまでは、顔を上げてしまわないように注意しましょう。

地面を長く滑らせるような感じで

うまく当たらないときは、地面を長く滑らせるような意識で打つと良いですよ。ボールのある1点を打とうとせず、ボールの少し手前から少し先まで、長く滑らす感じで、ボールを運びましょう。

腰から腰までの飛距離を把握しましょう

これまでの注意点を守って、腰から腰までスムーズに振れるようになったら、今度は距離感。ハーフスイングで何ヤードくらい飛ぶのかを、しっかり把握してから初ラウンドに臨みましょう!ラウンド中、ぴったりと当てはまる距離が残ったら、そこは堂々と自信を持って臨めるはずですよ!

■ 石井直樹 インストラクター プロフィール

コナミスポーツクラブ津田沼にてゴルフスクールを担当。レッスン生の些細な悩みも聞き逃さず、ゴルフに関することなら何でもサポートするスペシャルインストラクター。