スピード上達!

正しいアドレスでスライス解消

2010/09/02 10:15

「スライスを抑える姿勢ってありますか?」

「スライスしてしまうのが大きな悩み。正しくセットアップできているかも不安だし、もう一度正しい姿勢になるよう、叩き直して欲しいんです。スライスが出にくくなるポイントも知りたいです!」(横田さん、ゴルフ歴2年)

【撮影協力】コナミスポーツクラブ西葛西

とっても良い質問ですヨ!!

綺麗なスイングを体得する基本は、正しい姿勢を身につけること。アドレスの姿勢がショットの大半を決めるからです。とっても良い質問ですヨ!スイングを見たところ、悪い姿勢がそのまんま、球筋に現れている感じですね~。

骨盤が寝てしまっています

まず、一番目に付いた悪い姿勢は、骨盤が寝てしまっていること。骨盤が寝ると、インパクトで腰が浮いたり、伸び上がってしまったりしやすくなり、スイングの軌道が乱れてやすくなるんです。

骨盤をボールの方に向け、角度をキープ

お尻を突き出すようにして、足の付け根から骨盤を前傾させてください。骨盤をボールの方に向ける感じです。太ももの後ろの筋肉に張りを感じますよね。これが腰の入った状態です。アドレスで作ったこの骨盤の角度を最後までキープして、スイングしましょう。

猫背はスライスになりやすい

次に気になったのは猫背。猫背になると、肩が縮こまった状態になり、手の通り道が狭まります。手の通り道が狭く、インパクトが窮屈になると、伸び上がったり左肘を引いたりしてしまい、フェースが開いて、スライスが出やすくなるんです。

胸を張って肩甲骨を広げましょう

腕の通り道ができるように、アドレスではしっかりと胸を張って、肩甲骨を広げてくださいね。腰を入れて、胸を張るだけで、見た目は上級者っぽくなりました。もちろん、見た目だけでなくスイングも変わるはずです。

ダウンスイングで右肩が突っ込まないように

あと気になったのは、ダウンスイングでクラブが外から入る癖。正しい姿勢でテークバックをしたら、ダウンスイングでは、左肩のポジションをキープするようなつもりで降ろしましょう。

体が伸び上がらず綺麗に回るようになりました!

腰をしっかり入れているので、インパクトで体が止まったり、伸び上がったりせず、スムーズに腰が回るようになりました。手も窮屈になることなく、見違えるようなスイングですよ!日頃から、胸を張って正しい姿勢を心がければ、ゴルフも上達するはずです。

■ 加畑理規 インストラクター プロフィール

コナミスポーツクラブ下総中山勤務。ゴルフの上達はもちろんのこと、「なにより楽しく!」をモットーに、ゴルフスクールを担当。初心者から上級者まで、レベルにかかわらず楽しく解かりやすいレッスンが好評。