スピード上達!

ドライバーショットとアイアンショットの違いは?!

2010/09/09 10:15

「同じように振ればいいとは思えません」

「ドライバーもアイアンも、スイングの基本は同じで、同じように振れば良いはずですが、アイアンの感覚で振ると右に行くし、同じように振ればいいとは思えません。違いがあれば教えてください!」(横田さん、ゴルフ歴2年)

【撮影協力】コナミスポーツクラブ西葛西

まずアイアンショットの基本を押さえましょう

スイングの基本は、ドライバーもアイアンショットも変わりません。結論から先に言えば、その違いはセットアップと骨盤の浮きに注意することだけ。まずは、アイアンショット。体重配分は左右半々で、重心が中央にくるようにアドレスします。

おヘソはボールを指し、骨盤の角度をキープ

アドレスで、おヘソがボールを指すような感じに前傾して、このときの骨盤の角度を、スイング中もキープするのが基本です。アドレスの姿勢は、ドライバーもアイアンショットにも共通して、外せないポイントなので、前回の正しい姿勢を復習してくださいね。

ドライバーの体重配分は右6:左4

ダウンブロー気味にボールを捉えるアイアンに対して、ドライバーはアッパーブローでボールを捉えます。といっても、すくい上げるように意識するわけではありません。セットアップで右足に6、左4という体重配分にするだけで、自然にアッパーブローの軌道になります。

最初はベタ足で練習

ドライバーはクラブが長い分、当然、ボールに当たるまでの時間が長くなります。それをアイアンのような感覚で打ち急ぐと、クラブが戻りきらずスライスを招きます。最初は、右足カカトを地面から離さず、ベタ足をキープして振ることから始めましょう。

左に行くようになったら、右足のカカトを上げる

ベタ足のドライバーショットで、ボールが左に行くようになったら、徐々に右足のカカトを上げるようにして、アイアンショットのスイングに近づけていってください。

骨盤が浮かないようにキープ

ベタ足の練習は、骨盤の角度を最後まで変えない練習でもあります。ドライバーのインパクトまでの時間を待つ間に、腰が浮いてしまったり、骨盤の角度が変わってしまったりしないよう、アイアンの基本を再確認しながら、骨盤の角度を保つことに意識を集中してください。

ドライバーショットの感覚を掴んできていますヨ

ドライバーショットの感覚を徐々に掴んできたようですね!ドライバーの体重半分は右6:左4。骨盤が浮かないよう角度をキープ。この2点を特に意識し、後はアイアンショットと同じように、しっかり振り抜いて行きましょう!

■ 加畑理規 インストラクター プロフィール

コナミスポーツクラブ下総中山勤務。ゴルフの上達はもちろんのこと、「なにより楽しく!」をモットーに、ゴルフスクールを担当。初心者から上級者まで、レベルにかかわらず楽しく解かりやすいレッスンが好評。