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写真撮影も持ち込み禁止も米国基準? 「ZOZOチャンピオンシップ」観戦ガイドをチェック

2019/10/18 12:01
「ZOZOチャンピオンシップ」の観戦ガイドを確認すると…

いよいよ次週に迫った日本初開催の米国男子ツアー「ZOZOチャンピオンシップ」(24日~27日、千葉/アコーディア・ゴルフ習志野CC)。世界のトップ選手のプレーを目の前で見られる機会にチケットは完売し、多くの来場者が見込まれる。ワクワクと胸を躍らせている人も多いと思うが、大会公式サイトの観戦ガイドには気になる情報が…。

■ 撮影可能なホールも

4番のセカンド地点、6番(パー5)のサード地点、11番のセカンド地点、14番(パー5)のサード地点では、携帯電話による写真・動画の撮影が認められている。ただし、プレーを妨げる連写音やフラッシュの使用は禁止。また、自撮り棒の持ち込みはできない

■ 持ち込み禁止物に注意

「ナイフ、火器、または武器」が持ち込めないのは当然だと思えるが、開催中のラグビーW杯と同様に飲み物の持ち込みも禁止されている。法化社会の米国らしく、パソコン、ペットから、フットレストが伸ばせるチェア、三輪車、セグウェイなど誰が持ってくるのかというものまで禁止物のリストに挙げられている。

■ バックパックはダメ

特に注意が必要なのは、セキュリティ対策強化の観点から荷物をしまうバッグの持ち込みに制限がある点だ。

具体的には、以下に限られている。

・15cm×15 cm×15cm以下のバッグ
・30 cm×30cm×15 cm以下の透明なプラスチック、ビニールバッグ
・必要な医療用品およびおむつ用バッグ

思い浮かぶのは財布や化粧ポーチ、レジ袋くらいだ。ガイドでは「バックパック、カメラバック、キャリングケース」の持ち込みが明確に禁じられている。

■ オモテナシは「臨機応変」

会場には手荷物を預ける場所がないと明記されており、日本ツアーの観戦に慣れている人にとっては、なんだかやっかいに見える。

もし、バックパックを背負って来場した場合はどうなるのか?大会関係者に問い合わせたところ「PGA(米国男子)ツアーのルールなので、できる限り守ってもらいたいと思っています。ただ、実際は会場で臨機応変な対応を取らせてもらうことになります」とのこと。

規定外のバッグだから入場口ですべて取り上げられるということはなく、「常識の範囲内」でなら持ち込みは認められそうだ。それでも余計なトラブルは避けたい。幸運にもチケットをゲットできた人は来場前にいま一度、観戦ガイドをチェックしておこう。