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ゴルフもトークも一軍!「港区ゴルフ女子」が認めた最強同性ゴルファーとは(最終回)

2024/10/19 11:00

私たちが認めた“一軍”から軽べつ必至の“底辺”ゴルフ女子まで

左から美涼さん、みうなさん、エイミさん

ゴルフを趣味に持つことで20代前半と変わらず六本木界隈(かいわい)で華やかな交遊を続ける30~40代「港区ゴルフ女子」。彼女らの交友関係の広さを活かし、今まで出会ったクセの強い嫌いな“ゴルフおじ”から、マジで恋したイケている“ゴルフおじ”まで、異性について語り合ってもらった。最終回の今回は同性である「ゴルフ女子」をテーマにトークを展開してもらう(全4回/4回目)。

高いコミュ力で男性の気分をアゲる“プロ同伴者”

―素敵だなぁと思った同性のゴルファーはいる?

エイミ:
「港区ゴルフ女子」の中でも“一軍”と呼ばれる子たちがいるんです。

美涼:
い、一軍…?

エイミ:
ゴルフも上手なのですが、男性への気遣いや対応が素晴らしく、男性メンバーからは常に「あの子を呼んで」と言われるような女性メンバーのことです。

みうな:
人気がある子ですね。

エイミ:
そうそう。男性との会話でも、常に相手がいま何を欲しているのかを見極められる子。話を聞いてほしいのか、その逆なのかを判断して、常に近すぎず遠すぎないスタンスでラウンドできる女子です。

美涼:
すごーい!

みうな:
“プロ彼女”ならぬ“プロ同伴者”。

「港区ゴルフ女子は人間性が勝負」とみうなさん

みうな:
この企画の第1回でも取り上げたけれど、「港区ゴルフ女子」は年齢はアラサー以上なので、若さだけで乗り切る人気ではなく、本当に相手に一緒にいたいと思わせる人間性の高い子が結局残るんだよね。

エイミ:
そうですね、培ってきた経験と身につけた所作で対応できる女性ゴルファーが支持を集めます。年齢で区切るのはかなり強引ですが、仲間数人で回りたい男性からも「あえて若い子ではなく25歳以上を誘ってね」と言われたことがあります。

美涼:
えっ、25以上?

エイミ:
「あんまりバカな子は連れてこないで」とも…。

美涼:
バカな子…(笑)。

エイミ:
中でも私おすすめの一軍の中でもエース女子は、そもそも博識な上に、出しゃばった態度を絶対に出さない一歩下がった言動のできる29歳美容関係。同伴男性のキャラを見極めて一日気持ちよく過ごすことができる対応に徹し、とにかく聞き上手な子なんです。

みうな:
スゴ~い!

エイミ:
リアクションも良いのに、知識もあるから会話の引き出しも多い。

美涼:
へぇー、おじさまウケしそう。

エイミ:
彼女に会話のコツを聞いたことがあるのですが、“話し4割、聞き6割”を常に念頭に置いているそうです。

みうな:
スゴッ。たぶんそういう子は仕事もできるので、男性と会話をしていてもズレた発言をしないんじゃない?

美涼:
まさにコミュ力の高い女子ですね。

エイミ:
女性をゴルフに誘うときは、まずその子に声をかけています。

みうな:
男性にとっては、気を遣わずに話せる子って大事だから、「港区ゴルフ女子」として延命できるのは、結局のところコミュ力が高い女性ということになるのだと思う。

エイミ:
ですね。

みうな:
若さのバリューが徐々に落ち欠けていくのと反比例して、ゴルフの腕前やトーク力を上げるべきってことだね。

もはやホステスかキャバ嬢? 下ネタよろしく地方系「エロエロ女子」

静岡在住だからこその同性ゴルファーあるあるを話す美涼さん

―逆に嫌われている同性ゴルファーは?

美涼:
地方に限ったことかもしれませんが、言動すべてが下品な女子がいます。

エイミ:
下品!?

みうな:
言動すべてが…?

美涼:
なんだか初めからエロさを全面に押し出している女子で、キャバ嬢のような格好で現れ、夜の臭いを隠し切れずにゴルフ場に来てしまったような子。ウェアも胸元全開&がっつりミニスカで、露出度高めのコーディネートで悩殺します(笑)。

みうな:
きれいな子なのに、もったいないって思うね。でも、それにノってくる“ゴルフおじ”がいるんだよね?

美涼:
います。下ネタ連発トークで大盛り上がり。

エイミ:
下ネタはいるね。ゴルフ場を飲み屋か何かとはき違えている女子。

みうな:
男性も最初はそういう子とゴルフをするのは楽しいのだけれど、18ホール一緒にいると疲れてしまって、二度と呼ばれなくなってしまう…。最初の1、2ホールは楽しいのだけれど…って感じで。

地が出すぎていますよ! 高慢ちきな都会系「ツンツン女子」

エイミ:
これは逆に港区に多いパターンですが、常にツンツンした態度の高慢な女子はNGです。

みうな:
いるいる!

エイミ:
外見は可愛いんだけど、なんだかツンツンして見える雰囲気の子。

みうな:
いるよ、そういう子。

エイミ:
自分のプレーをずっと反省しているのか、同伴者に敵意を抱いているのか、「ナイッショ!」ひとつもまともに言えない子

美涼:
せっかくゴルフ場に連れてきているのに、そんな冷めた態度を見せられたら、男性同伴者も楽しくないですよね。

みうな:
最初はかまととぶっていても、プレーを始めると(元々の)性格が出てしまうのかなー。

エイミ:
普段から高いプライドが邪魔をし、遊びの場でも楽しめないのだと思いますよ。素を隠しきれないのはゴルフならではといったところでしょうか。

おいおい見えてるよ! 頭隠して尻隠さず「パツパツ女子」

独自の目線で多くの同性ゴルファーを観察してきたエイミさん

エイミ:
ウェアの話に戻りますが、露出度高めとは違うかもしれませんが、参加したコンペにパンツ丸出しの子がいました(笑)。スカートのサイズを間違えてたのかなっていう?

みうな:
そんな子いる? リアル(磯野)ワカメちゃんみたいな?

エイミ:
たまたまコンペで遭遇した女子なのですが、最初驚いちゃって。

美涼:
え? どういうこと?

エイミ:
ジップが閉まっていないんです。とにかくピッチピチで。そんなにスカートを履(は)きたいなら、痩せてから来い!っていう。

みうな:
あ、太っていてパンツがハミ出しちゃっていたんだね。

エイミ:
そうです。サイズが合っていないけれど、予定していたウェアでプレーをしたかったのだと思います。

美涼:
必死だったんでしょうね。

エイミ:
そうだと思います。紐で巻かれたボンレスハム状態でした(笑)。

同性はここを見ている! 時間が守れない「ダメダメ女子」

―他にはどんなポイントで良いor悪いが決まる?

みうな:
時間を守れるかどうか。

エイミ:
確かに。同性のそういう部分はチェックしているかも。お風呂や着替えやメイクアップに時間がかかる女子だからこそ、気を付けないといけないポイント。

みうな:
当たり前といえば当たり前のことなのだけどね。

美涼:
皆、生活スタイルの違う人が集まる場所だからこそ、時間を守ることは絶対なので。

みうな:
特に朝のピックアップする際に、遅れてくる子は最悪だね。

エイミ:
それはマズい。

美涼:
絶対ダメです。朝はゴルファーにとって重要な時間なので。

エイミ:
私の知り合いでも、20代の子で顔は可愛いのだけれど必ず遅刻してくる子がいて、前日から心配して事前に予約を外しつつ「来れたら来て」と誘ったのですが、案の定来ませんでした…。「行けたら行く」はもはや「行かない」ことだと改めて痛感しました。

みうな:
遅刻を許してしまう男性もいるので、それも問題なんじゃないかなとは思う。

美涼:
みうなさんのお父様は、絶対に許しませんよね。

みうな:
間違いない(笑)。パパは遅刻に厳しいから。

信じがたいような未知なる世界の話を展開してくれた三人

ゴルフもトークも一軍の女子から、パツパツ&ダメダメな女子まで、さまざまな同性ゴルファーの例を挙げてくれた三人。港区で長年遊んできた彼女たちだからこそ、同性の能力を見極める千里眼が身に付いたのだろう。我々の知らない同性同士の世界はまだまだ奥が深そうだ。(編集部・内田佳)

撮影協力/THE GOLF TOKYO

■ みうな & エイミ & 美涼(みすず) プロフィール

・みうな(37歳)
港区在住。ハロー!プロジェクト在籍の女性アイドルグループ「カントリー娘。」のメンバーとして活動後、22歳で港区デビュー。現在は元「港区女子」の立場から、過去の人脈や経験を生かしたオンラインサロン「【女性限定】ハイスペック恋愛サロン」を展開中。
・エイミ(28歳)
港区在住。港区デビューは20歳。21歳の頃にゴルフを始め、YouTubeのゴルフチャンネルに出演。ジャパンゴルフフェアのブースでもコンパニオンとして活動している。本職は東京と沖縄で美容サロンを経営。
・美涼(33歳)
静岡県在住。20歳で港区デビューし、静岡県在住で当時から港区に通う「通い系港区女子」として活動。地元静岡でマーケティング会社を経営するかたわら小学4年生の男の子のママでもある。