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左足下がりは“超左足体重”かつ最下点を絶対にボールの先へ/コースで役立つ実戦テクby河野晃一郎Vol.2

2025/12/11 07:00

2011年「マイナビABCチャンピオンシップ」優勝など、シード選手として活躍した河野晃一郎。明るいキャラクターと、分かりやすい語り口でレッスンでも大人気だ。トーナメントで活躍したツアープロから、実戦で役立つ、大叩きを回避する打ち方と考え方を教えてもらった。

下半身は超左足体重で、上半身は水平をキープ

頭の位置が左足の上にきているが、肩や腰のラインは水平に近い

アマチュアの皆さんが苦手な左足下がりですが、攻略法がわかっていれば決して難しいライではありません。まずはアドレス。アドレスは思い切り左足体重に構えること。左足6:右足4とかのレベルではなく左足8:右足2くらいでOK。左ひざを少し曲げても問題ありません。ただし、上半身はいつも通り水平になっていることが大切です。

左足体重キープするには高いテークバック!

コッキングを使ってヘッドを高く上げる。インサイド方向に引くのはNG

アドレスで“超左足体重”にしたら、そのままインパクトまで左足体重をキープすること。そのほうがダウンブローに打ちやすいです。テークバックではいつもよりクラブを高く上げ、アップライトな軌道にします。テークバックが低いと軸が右に動きやすく、インパクトでヘッドの最下点がボールの手前になりやすいです。

ヘッドの最下点をボールの先にする

高いトップを作るとインパクトが厚くなり、左足下がりでもしっかり打てる

左足下がりのライはボールの手前が高くて、ボールの先が低い。インパクト前後の軌道としてはアッパー軌道やレベルブローはNG。ヘッドの最下点はボールより先にあるイメージで打てば芯に当たってクリーンヒットできます。