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実は難しい100yd以内の「ラフからウェッジ」正解は上から“点”でインパクト/コースで役立つ実戦テクby河野晃一郎Vol.8

2026/04/16 07:00

70ydのラフでもったいないミスが多い

ロフト角が大きいウェッジはアイアンよりも芝の抵抗が大きい

アマチュアの方が、たまにラフからもったいないミスをしているのを散見します。しかも長い距離ではなく、70ヤードくらいからが多いのです。距離は短くても、ラフでボールが半分くらい沈んでいるといつも通りのショットではフェースにボールが乗りません。ですから距離感は合いません。ロフト通りの距離を打つためには、ラフに対応できる打ち方が必要になります。

レベルブローに近づくほど芝の抵抗が大きくなる

ボールの10cm手前から入ると大幅に飛距離をロスしてしまう

70ヤードのラフから狙った距離を打てないのは、芝の抵抗に負けてしまい、インパクトでヘッドの勢いがなくなっているからです。ヘッドが低い位置から入って、インパクトゾーンがレベルブローに近づくほど抵抗は大きくなります。フェアウェイからウェッジを打ってターフがとれない人は、レベルブローに振っている可能性が高いです。

ボール位置をやや右にして、高いところから入れる

手首をリリースせずにインパクトまでハンドファーストをキープ

ラフからの抵抗を最小限にするためには、レベルブローではなく“高いところからヘッドを入れる”ことが肝要です。ボール位置をセンターよりやや右にして、インパクトまではリリースしないように手首の角度をキープ。こうすればダウンスイングの軌道(入射角)が鋭角になります。フェアウェイからのショットはインパクトゾーンが「線」のイメージでも良いですが、ラフからは「点」で打つイメージが理想です。

■ 河野 晃一郎 プロフィール

1981年、山梨県出身。東洋大学卒業後は米国・サンディエゴのミニツアーに参戦。2003年に日本でプロとなり、2011年の「マイナビABCチャンピオンシップ」でツアー初優勝。ジャンボ軍団のムードメーカー。