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編集部J子が教える!初めてでも上手に「ゴルフ観戦」する方法

2018/05/01 11:00

月1ラウンダー、ゴルフ編集部に勤務するJ子。3月の国内女子ツアーシーズンインから約2カ月で、無事に男子ツアーも開幕し、いよいよ絶好の行楽シーズンを迎えました。そこで仕事のかたわら、ゴルフ観戦に何度もコースを訪れているJ子が、これから観戦に出掛けてみようと思っているあなたに、観戦の基本の“き”をお伝えします。あなただけの楽しみ方を見つける心得となりますように・・・不肖J子の初体験シリーズ番外編でご紹介します。

【1】観戦スタイル-お薦めするアイテムには、すべて意味がある…

運動靴はマストです。濡れた芝も、ぬかるみも怖くない!

まずはおすすめの観戦スタイル。トーナメント開催に合わせ、ゴルフ場はメンテナンスにじっくりと時間をかけ、素晴らしい状態で選手やギャラリーを迎えてくれています。そのため、できるだけ芝を傷つけないような靴を履いていってあげてください。ゴルフシューズでなくてもスニーカーや運動靴ならOK。朝露で湿った芝の上での転倒防止にも効果的です。また、キャップや帽子もマスト! 照りつける太陽からの日焼け防止だけでなく、選手がミスショットした際の打球事故からも頭部を守ってくれる役割があります。ここまで聞けば、初観戦の人も観戦スタイルのイメージが湧いてくるのでは?

【2】ゴルフ場観戦は“ギャラバス”がお薦め!

ギャラリーバスを利用すれば、なにかいいことがあるかも♪

ほとんどのトーナメント会場にはギャラリー駐車場が用意されていますが、公共の交通手段を利用しやすいように試合会場と最寄駅を結ぶ無料のギャラリーバス(通称:ギャラバス)も運行しています。ギャラバスを利用するメリットは、週末の道路渋滞を避けるため、遠足気分で電車の旅を・・・とさまざまですが、J子がおすすめするポイントはもっと魅力的。乗車するだけでオリジナルグッズがもらえちゃう大会もあるためです。ギャラバスでは車内でのみ聞くことができるオリジナルの車内アナウンスや試合前から始まっている“お茶の間解説者”たちの見どころトーク合戦など、知られざる魅力が満載です。

【3】コースマップは情報の宝庫!細かなお得情報をお見逃しなく

コースマップは情報の宝庫!これさえあれば1日のプランニングがらっくらく!

会場に到着。ギャラリー入口で配布されるコースマップ(裏面は当日の組合せ表)はかならずよく見ましょう。これから踏み入るトーナメント会場内の情報の宝庫です。トイレや、ギャラリープラザ、おすすめ観戦ルートをインプットしておけば、迷子にならず、無駄足もなく目的の場所へと向かうことができます。さらに、期間中に行われている選手との交流イベントや、会場で行われているメーカー各社の試打会情報、さらにはギャラリープラザに出店しているグルメ紹介など、一日をより楽しめる情報が、この1枚にぎっしり凝縮されています。隅々までチェックしてみて!

【4】トーナメントを独り占め!?自分だけの観戦スポットを見つけよう

選手と目が合っちゃった!なんてこともあるかも…

観戦スタイルは自由です。好きな選手を18ホール追いかけるも良し、出場している多くの選手を見るために、コース内を自由に歩き回るも良し、またはショートホールで定点観測するのも、面白いかもしれません。注目組は多くのギャラリーを引き連れていますので、18ホール歩いても人垣で選手が見られなかった…ということもあり得ます。そんな時には次のホールに先回りしてという常とう手段もありますが、自分だけの観戦スポットを見つけるのが観戦上級者!小高い丘や、遮るものがないスポットを探せば、迫力あるプレーを独り占めできちゃうかも!

【5】“ギャラプラ”は地元の名産品でお腹を満たせ!

迫力あるプレーも見られて、地方の名産も楽しめて…ゴルフ観戦って最高!

トーナメント観戦の楽しみのひとつとして、ギャラリープラザ(ギャラプラ)巡りは必須です。大会によっては地産地消(地域で生産されたものをその地域で消費する)を謳っているものや、全国のB級グルメ名店が出店しているケースもあり、その時々でおいしいものに出会えちゃうこともあるんです!暑い夏にはキンキンに冷えたビール、寒い冬には甘酒や焼酎お湯割りを飲みながら・・・あぁ、想像するだけで幸せ。また、ギャラプラでは大会オリジナルグッズの販売や、ゴルフ用品の即売会なども行われます。お財布のヒモは緩んでしまうけど、お腹いっぱい大満足!

【6】間近で選手の会話も聞けちゃう!試合後の練習場は穴場

選手をこんなに近くで見られるなんてJ子感激ー!

せっかく会場に足を運んだなら、観戦するのは試合中のプレーだけではもったいない!観戦上手のベテランギャラリーさんたちは、当日朝いちばんにまずは選手の練習風景を見るため、コース内の練習場へと向かうのです。開場時間からダッシュで練習場へ・・・なんて思っている方はご安心を! 試合に向けて選手が集中力を高めている朝よりも、ホールアウト後にちょっとリラックスした表情も見せる練習場は意外と穴場。運が良ければ、お目当ての選手に最接近できたり、選手同士の会話も聞くことができたり。押さえておきたいポイントです。

・・・とまぁ、観戦基本の“き”をご紹介したわけですが、楽しみ方はこのほかにも、まだまだたくさんあります。アウトドアには最高の季節がやってきたので、J子もおいしいビールを飲みに、いや、選手の迫力あるプレーを近々観に行ってこようかな~。

■ J子(じぇいこ) プロフィール

GDOニュース担当・独身編集者。「今日は渋谷で5時~♪」と口ずさみながら、退社時刻迫るオフィスで時計とにらめっこ…。ちょっぴり適齢期を過ぎ、まぁまぁ面倒くさいお年頃。そんな私を包んでくれるスウィートな彼氏を待ち続け…(もう待てなーい!)

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