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「絶対やらない」から300球練習へ 知られざるキムタクのゴルフ熱

2018/08/28 20:00
リョーマアイアン発表会に出席した木村拓哉さん

株式会社リョーマゴルフ(本社:東京都渋谷区)は、「リョーマアイアン」の新アンバサダーとして、タレントのキムタクこと木村拓哉さんを起用すると発表した。木村さんは28日(火)に東京都内で行われた新製品発表会のトークセッションに、同ブランドアンバサダーのビートたけしさんと登壇し、「いつかたけしさんとラウンドしたい」と同社製品でのスコアアップを意気込んだ。

これまでゴルフとの接点がクローズアップされることがほとんどなかった木村さんは、この日の発表会で「一回の練習で300球も打って手の平にマメをたくさん作ってしまったことがある」というエピソードを披露。ゴルフ歴や平均スコアに言及する機会はなかったが、「ラウンド前日にたくさん練習してしまうので、当日のスコアがボロボロになってしまう」と、知られざる“ゴルフ熱”の一端も明らかにした。

木村さんはこれまでのメディア出演の中で、もともと「ゴルフは絶対にやらない」と決めていたが、明石家さんまさんからの挑発に乗る格好でゴルフを始めたことなどを語ったことがある。ゴルフ業界でブランドアンバサダーを務めるのは、ウェアブランドの『マーク&ロナ』に続き2社目。この日は「好きなクラブはミドルアイアン」と話すなど、普段からゴルフに親しんでいる様子だ。

ゴルフの魅力について「男女問わず、年齢問わず楽しむことができるスポーツです」と語った木村さん。そのうえで「金銭面や難しさの面でハードルの高いスポーツというイメージがあると思うが、ゴルフをプレーすることでしかとれないコミュニケーションがある。その楽しさをみんなに知ってほしい」と、自身も経験した“食わず嫌い返上”を多くのテレビカメラに向かって呼びかけた。

会見の最後にはキレのあるスイングを実際に披露してみせ、多くのフラッシュが瞬く中で「(クラブの設計を行っている)社長は職人気質な人。ぜひみんなに使ってほしい」と新製品をアピールした。

同社の谷本俊雄社長は、「新製品の特徴でもある“際立った性能” “唯一無二の存在感”に合ったモデルとして、木村拓哉さんしかいない」と、木村さんを起用した経緯を説明。“キムタク効果”として30~40代や女性など幅広いゴルファーへの訴求に期待を寄せていた。(編集部・武田涼花)

新作アイアンを手にするタレントのビートたけしさん
ブランドアンバサダーを務めるビートたけしさん(写真左)と木村拓哉さん(同右)