「ミシュランガイド」初の東海版に登場のゴルフ場併設ホテルが話題
日本ミシュランタイヤが発行する宿泊施設やレストランのガイドブック「ミシュランガイド」の特別版として、今年5月に愛知、岐阜、三重の東海地方版が初登場した。その中に3件のゴルフ場併設ホテルが掲載され、話題になっている。
ミシュランガイドによると、ホテルは快適さで分類され、5つ星(5パビリオン=豪華で最高級のホテル)から1つ星(1パビリオン=適度な快適さのホテル)まで5段階で評価されている。東海地方版では、「NEMU GOLF CULB」があるネムリゾートの「NEMU RESORT HOTEL NEMU」(三重県志摩市)が4つ星(最上級の快適さのホテル)で紹介され、「榊原温泉ゴルフ倶楽部」(三重県津市)、「東建多度カントリークラブ・名古屋」に併設された「ホテル多度温泉」(三重県桑名市)が3つ星(非常に快適なホテル)に選ばれている。
今回の選出を受けて、「榊原温泉ゴルフ倶楽部」では「宿泊の問い合わせが増え、予約は120%となっている」と好反応を歓迎。ネムリゾートの広報担当は、「まだ際立って大きな反響はないが、これから増えるのでは」と“ミシュラン効果”に期待を寄せている。ともにゴルフリゾートとしてアクティビティが楽しめることはもちろん、温泉設備などが充実しており、快適な時間を過ごせることが高評価につながったようで、榊原温泉ゴルフ倶楽部では、「ゴルフ三昧の新プランも準備して、快適なリゾートゴルフが楽しめるように心がけたい」と今後の展開も見据えている。
「ミシュランガイド東京」は2007年11月に初めて発売されて以来、毎年出版されている。ミシュラン広報事務局によると、12年から発売された日本各地を扱う特別版に、ゴルフ場併設ホテルは数件掲載しているという。以下は掲載実績がある主な宿泊施設。
・ルスツリゾートホテル&コンベンション(北海道留寿都村、ルスツリゾートゴルフ72 )
・函館大沼プリンスホテル(北海道七飯町、北海道カントリークラブ)
・レゾネイトクラブくじゅう(大分県竹田市、久住高原ゴルフ倶楽部)
・城島高原ホテル(大分県別府市、城島高原ゴルフクラブ)