キャディバッグ積載量調査

トヨタ「プリウス」キャディバッグ何個積める? “リアシート倒し”で3個いただきました

2023/05/13 15:11
トヨタ「プリウス」(※画像はエモーショナルレッドII)

トヨタのハイブリッドサルーン「プリウス」のキャディバッグ積載量を調査する。1997年に世界初の「量産ハイブリッド車両」としてデビュー。空力を追求したボディに、「1.5リッター直4ガソリンエンジン」+「電気モーター」を組み合わせ、 EVのような充電インフラを必要とせず、当時の内燃機関モデルを大きく超える燃費性能を実現した。歴代モデルは世界中にハイブリッドを普及させ、3代目からはプラグインハイブリッド(PHEV)も追加された。2023年にデビューした5代目は、低重心化を進め、低くピラーを寝かせたスポーツカーを思わせるスタイリッシュなデザインを採用。パワーユニットは1.8リッター直4と2.0リッター直4ベースの通常ハイブリッド、2.0リッター直4のPHEV仕様をラインアップする。

【調査ルール】
・キャディバッグを積んだ状態で、その本数と同じ人数が乗車できること
・キャディバッグはフルセット入った状態で、ドライバーなどを抜くのはNG
・後部座席にはみ出して積むのは安全性の観点からNG
・基本的に9.5型のツアーバッグを使用し、入らない場合スタンドバッグも使用

ラゲッジルームはどんな感じ?

床面を最大限下げることで、広々としたラゲッジを確保

歴代プリウス同様に車体後部が大きく寝かされたワンモーションフォルムを採用し、スクエアな開口部を持つ。バンパーレベルから大きく開くが、フロアとの間に段差あり。フロアはフラットで奥行きも十分だが、サスペンションの張り出しは大きめで、幅は狭い。オーバーハングの左サイドにくぼみが設けられているが、右側にはバッテリーを搭載する。ラゲッジ容量は410リットル、リアシートは6:4分割可倒式。今回、撮影した「Z」にはスイッチひとつで開閉操作が可能な「パワーバックドア」が標準装備されている。

目次

  • トヨタ「プリウス」のゴルフバッグ積載量を調査
  • 調査結果
  • 【動画】キャディバッグ積載方法(トヨタ編)
  • 車両スペック
  • 調査に使用したキャディバッグ

トヨタ「プリウス」のゴルフバッグ積載量を調査

1個目

キャディバッグを横向きにして搭載を試みたが、軽量スタンドバッグでも1個しか載らなかった。6:4分割可倒式シートを倒し、1個目を縦向きに搭載。

2個目

リアシートを倒すことでできたスペースを活かし、2個目も縦向きに搭載。

3個目

1、2個目の上に3個目を縦向きで搭載。ボストンバッグなどを収めるスペースもある。

調査結果

トヨタ「プリウス」 キャディバッグ積載量調査

ボディ幅に対してラゲッジの開口部が狭く、さらに段差もあるため、積み込む際にはボディにぶつけないように注意が必要だ。リアシートを起こした状態では、キャディバッグを複数個積むのが難しかったため、今回はリアシート倒して搭載。倒すことでスペースが生まれ、ラゲッジに深さもあってか3個を余裕で飲み込んだ。

【動画】キャディバッグ積載方法(トヨタ編)

車両スペック

トヨタ「プリウス」

プリウス Z(HEV・4WD) 車両本体価格:392万円(税込)
ボディサイズ(mm)|4,600×1,780×1,430
ホイールベース(mm)|2,750
車両重量(kg)|1,420
エンジン|直列4気筒
排気量(cc)|1.986
最高出力(kW〈PS〉/rpm)|112〈152〉/6,000
最大トルク(N・m〈kgf・m〉/rpm)|188〈19.2〉/4,400-5,200
フロントモーター|交流同期電動機
フロントモーター最高出力(kW〈PS〉)|83〈113〉
フロントモーター最大トルク(N・m〈kgf・m〉)|206〈21.0〉
リアモーター|交流同期電動機
リアモーター最高出力(kW〈PS〉)|30〈41〉
リアモーター最大トルク(N・m〈kgf・m〉)|84〈8.6〉

調査に使用したキャディバッグ

ブリヂストン ツアーキャディバッグ

ブリヂストン BRIDGESTONE プロレプリカモデル(CBG301)
型|9.5型
対応長さ|47インチ
口枠|6分割
セパレート|3分割
タイプ|カート
素材|(本体)合成皮革 (口枠)ポリエステルメッシュ
重さ|4.5kg

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