コスパ最強との呼び声も

トヨタのミドルサイズクロスオーバー「カローラクロス」のキャディバッグ積載量を調査する。様々なボディスタイルを展開するカローラ・シリーズ初となるSUVとして、2020年にデビュー。使いやすいボディサイズと、クロスオーバーならではのユーティリティの高さから、世界中で高い人気を集めている。日本市場には1.8リッター直列4気筒ガソリンと、このエンジンをベースとするハイブリッドモデルをラインアップ。ハイブリッド仕様では、リアに電気モーターを搭載した4輪駆動「E－four」を選ぶことができる。

【調査ルール】
・キャディバッグを積んだ状態で、その本数と同じ人数が乗車できること
・キャディバッグはフルセット入った状態で、ドライバーなどを抜くのはNG
・後部座席にはみ出して積むのは安全性の観点からNG
・基本的に9.5型のツアーバッグを使用し、入らない場合スタンドバッグも使用

ラゲッジルームはどんな感じ？

奥行きは849mm、最大幅は1,369mm、高さは957mm

リアゲートはバンパーレベルで大きく開閉し、スクエアな開口部を持つ。深さ、奥行きのある荷室だが、開口部とフロアには10cm程度の段差あり。サスペンションの張り出しは大きめだが、左右にくぼみが設けられている。5名乗車時の荷室容量は487リットル。6:4分割可倒式シートを採用しており、リヤシートを畳むことで広大なスペースが出現する。オプションの「ラゲージアクティブボックス」を装着すると、フロア下のスペースを小物入れとして活用できるほか、リヤシートを倒すことで、段差のないフラットなフロアとして使うことができる。足を出し入れするだけで簡単に開閉できる「ハンズフリーパワーバックドア」は、オプションで装着可能。

トヨタ「カローラクロス」のゴルフバッグ積載量を調査

バッグ下部から搭載

1個目は奥行きを使って斜めに搭載。

手前にすっぽり

2個目は1個目の手前に左右のくぼみを活かして搭載。

やや力が必要

3個目は1個目のツアーバッグの上に斜めに搭載。

右のくぼみにバッグ上部を入れ込む感じ

4個目は3個目の手前のスペースを使って搭載。

調査結果

トヨタ「カローラクロス」ゴルフバッグ積載量調査結果

フロアと開口部に若干の段差があるものの、そのぶん深さもあり、4個のツアーバッグを楽々と飲み込んでみせた。RAV4よりもコンパクトなサイズだが、上級セグメントのSUVと変わらない荷室容量が確保されており、使い勝手も良好だ。

【動画】キャディバッグ積載方法（トヨタ編）

キャディバッグ積載量調査 トヨタ－TOYOTA－編

車両スペック

撮影車のカラーはプラチナホワイトパールマイカ

カローラクロス Z（HEV・2WD） 車両本体価格：299万円（税込）
ボディサイズ(mm)｜4,490×1,825×1,620
ホイールベース(mm)｜2,640
車両重量(kg)｜1,410
エンジン｜直列4気筒
排気量(cc)｜1.797
最高出力(kW〈PS〉/rpm)｜72〈98〉/5,200
最大トルク(N･m〈kgf･m〉/rpm)｜142〈14.5〉/3,600
フロントモーター｜交流同期電動機
フロントモーター最高出力(kW〈PS〉)｜53〈72〉
フロントモーター最大トルク(N･m〈kgf･m〉)｜163〈16.6〉
リヤモーター｜交流同期電動機
リヤモーター最高出力(kW〈PS〉)｜5.3〈7.2〉
リヤモーター最大トルク(N･m〈kgf･m〉)｜55〈5.6〉

調査に使用したキャディバッグ

ブリヂストン ツアーキャディバッグ

ブリヂストン BRIDGESTONE プロレプリカモデル（CBG301）
型｜9.5型
対応長さ｜47インチ
口枠｜6分割
セパレート｜3分割
タイプ｜カート
素材｜（本体）合成皮革 （口枠）ポリエステルメッシュ
重さ｜4.5kg

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