キャディバッグ積載量調査

ホンダ「ヴェゼル」キャディバッグ何個積める? 人気SUVの賢い積み方みっけ

2023/09/21 11:00
思わず目を見張る、美しいクーペプロポーション。

ホンダのコンパクトクロスオーバー「ヴェゼル」のキャディバッグ積載量を調査する。コンパクトなSUVスタイルに、十分な室内空間を備えたクロスオーバーとして、2013年に初代モデルがデビュー。リアドアハンドルを隠したクーペのようなスタイルと、使い勝手の良さから世界中で高い人気を集め、ホンダの基幹車種に成長した。

2021年、2代目としてデビューした現行モデルは、1.5リッター直列4気筒ガソリンモデルと、前後に電気モーターを配置したハイブリッドパワートレイン「e:HEV」をラインアップ。初代から全幅が拡大し、全高が低くなったことで、よりワイド感のあるエレガントなスタイルを手にした。

【調査ルール】
・キャディバッグを積んだ状態で、その本数と同じ人数が乗車できること
・キャディバッグはフルセット入った状態で、ドライバーなどを抜くのはNG
・後部座席にはみ出して積むのは安全性の観点からNG
・基本的に9.5型のツアーバッグを使用し、入らない場合スタンドバッグも使用

目次

  • ラゲッジルームはどんな感じ?
  • ホンダ「ヴェゼル」のゴルフバッグ積載量を調査
    • 1個目の積み方
    • 2個目の積み方
    • 3個目の積み方
  • 調査結果
  • 【動画】キャディバッグ積載方法(ホンダ編)
  • 車両スペック
  • 調査に使用したキャディバッグ

ラゲッジルームはどんな感じ?

フラットな荷室フロア

大きく寝かされたハッチゲートは、バンパーレベルで大きく開閉。開口部はスクエアだが、フロアとの間にはわずかだが段差あり。フラットな荷室空間は、ホンダ独自のセンタータンクレイアウトによるもの。フロア下にはちょっとした小物入れも設けられている。サスペンションの張り出しは大きめで、右側にくぼみが設けられているが、ラゲッジ幅は狭め。5名乗車時の荷室容量は404リットルが確保された。シートを前に沈みこませるように倒し、荷台とフラットな空間を作りだす「ダイブダウン」機構付きのリアシートは、6:4分割可倒式。足をかざすだけでテールゲートを開閉できる「ハンズフリー・アクセス・パワーテールゲート」付き。

ホンダ「ヴェゼル」のゴルフバッグ積載量を調査

1個目の積み方

右のシート側に置くのがポイント

横向きの状態では搭載できないため、リアシートを倒した状態で縦にバッグ下部から搭載。


2個目の積み方

2個目もバッグの下部から

2個目は1個目の横に並べてバッグ下部から搭載。


3個目の積み方

3個目はバッグ上部から

3個目は1個と2個目の上にバッグ上部から搭載。段差のないフラットなフロアなため、3個を搭載した状態でも、後方視界はしっかり確保された。

調査結果

ホンダ「ヴェゼル」ゴルフバッグ積載量調査結果

ボディサイズを考えると、キャディバッグを横にして搭載できないことは、少し残念なポイントか。ただ、ダイブダウン機構付きのリアシートを畳むことで、フラットかつ広大なスペースが出現。積載量は十分なうえ、多彩なシートレイアウトは魅力的だ。

【動画】キャディバッグ積載方法(ホンダ編)

車両スペック

撮影車のカラーはサンドカーキ・パール&ブラック

VEZEL e:HEV PLaY FF 車両本体価格:341.88万円(税込)
ボディサイズ(mm)|4,330×1,790×1,590
ホイールベース(mm)|2,610
車両重量(kg)|1,400
エンジン|直列4気筒
排気量(cc)|1.496
最高出力(kW〈PS〉/rpm)|78〈106〉/6,000-6,400
最大トルク(N・m〈kgf・m〉/rpm)|127〈13.0〉/4,500-5,000
モーター|交流同期電動機
モーター最高出力(kW[PS]/rpm)|96[131]/4,000-8,000
モーター最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm)|253[25.8]/0-3,500

調査に使用したキャディバッグ

ブリヂストン ツアーキャディバッグ

ブリヂストン BRIDGESTONE プロレプリカモデル(CBG301)
型/9.5型、対応長さ/47インチ、口枠/6分割、セパレート/3分割、タイプ/カート、素材/(本体)合成皮革(口枠)ポリエステルメッシュ、重さ/4.5kg

■ キャディバッグ積載量調査とは

車の購入やレンタルを検討する際、我々ゴルファーの最重要チェックポイントは「キャディバッグが何個積めるか?」。そこで、皆さんに代わって国産人気車種の積載量を徹底調査。加えて「積みやすさ」も採点する。

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