”打感は科学”を追求 クリーブランド RTX-3 ウェッジ
2018/02/01 07:00
クリーブランド RTX-3
総評
打感はウェッジの設計上、必須項目のひとつである。しかし、クリーブランドにとって“打感”とは、曖昧な感情的パラダイムのようなものではない。それは科学なのである。特にこのクラブでは、ホーゼルの軽量化により、フェースの中心に重心位置が配置されるようになった。これにより、ヘッドの質量が中心に集まり、一貫性のある打感を得られるようになった。これに加え、飛距離のコントロール、精度、スピン量も向上。スピン量の増加は、新しい溝設計(ラフからのパフォーマンス向上のため、溝は狭く深くなった)とロフトに応じて最適化されたミリング加工に負うところが大きい。
コメント
【上級者】思い描いた通りのショットが打てる。多用途でもある。
【中級者】フェースの球離れがとにかくソフトで、コントロールが利く。
【初級者】つや消し仕上げになっている。ヘッドはちょっとした調整にことごとく反応してくれた。
(米ゴルフダイジェスト誌3月号)
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