HS40m/sで高弾道かつ低スピンを打ちやすい プロギア LS ドライバー

【ミヤG】
プロギアから「LS」という新シリーズが登場しました。ドライバーは、今どき珍しくなったフルチタン製。そのうえネックの可変機能やウェイトなどは一切ナシ！ カラーリングやロゴなども含めて、シンプルを極めた大人っぽいデザインに仕上げられています。

【ツルさん】
シンプルだけど、ソール後方には特徴がありますよ。D.B.（ディープバック）ソールと名付けられていて、ソール後部の盛り上がった部分に重量を配してあります。ヘッドの重心をできるだけ深く低くする設計意図があるようです。

【ミヤG】
ヘッドは後方側へ引き伸ばしたような形状で、投影面積は大きめ。まっすぐに打てそうな安心感がありますね。では、打ってみます！

【ツルさん】
ミヤGが打つと、かなり打ち出し角が高くなりますね。

【ミヤG】
弾道の高さを出しやすく、思いのほか球のつかまりがいいです。フッカーの僕が打つと、強めのフックになることが多かったですね。どちらかいうと、スライサー向けのドライバーかなと思います。

【ツルさん】
この「LS」シリーズは、ヘッドスピード40m/s前後のゴルファーをターゲットに開発しているそうです。試しにヘッドスピード40m/sで打ってみると、何も意識しなくても高弾道かつ低スピンの弾道を打つことができました。しっかりキャリーを出して、ランでも飛距離を稼げる弾道です。この「LS ドライバー」は、打ち出し角18度、スピン量2000回転を目指して開発されたそうですが、実際にそれにかなり近い数値になりました。

【ミヤG】
打音は高めの澄んだ金属音で、いかにもフルチタンらしい打感です。これが飛んでいる感覚にもさせてくれますね（笑）

【ツルさん】
基本的には、右方向へのミスが多い人、キャリー不足で飛ばせていない人向けのドライバーです。フジクラ製のオリジナルシャフトは、意外とハリがあってしっかりしています。腕力でヘッドを振り下ろす人が使っても、頼りなさを感じないはず。スイングテンポの速い人にもマッチしそうですね。

■ 試打したクラブのスペック

プロギア LS ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：Speeder EVOLUTION for PRGR ●硬さ：S

■ マイクラブ情報

ミヤG：テーラーメイド M5 ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：Speeder 569 EVOLUTION VI ●硬さ：S

ツルさん：キャロウェイ EPIC MAX LS ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：VENTUS BLACK 6 ●硬さ：S