操作性と安定感◎のアスリート系 ブリヂストン未発表「B1」ドライバー

【ミヤG】
今回試打するのは、発売前のブリヂストン最新ドライバーです。まだメーカーから正式な情報は出ていないのですが、先に試打クラブだけはお借りすることができました。モデル名はヘッドの刻印どおり「B1 ドライバー」でしょうか。

【ツルさん】
まずはヘッドの外観から見ていきましょう。ソールの最後部には、従来モデルと同じように付け替え式のウェイトポートが採用されています。そして、ヘッド内部からフェースの裏側一点を支えてボール初速をアップさせる「サスペンションコア」も引き続き搭載されているようです。ヘッド形状や、構えてみた感じはどうですか？

【ミヤG】
クラウンは、マットブラックで引き締まった印象です。カッコ良く見えるし、シャープ感があって振り抜きやすそうに思えます。少しオープンフェースになっていて、フッカーの僕には構えやすいですね。

【ツルさん】
ヘッドの造形は、なんとなくテーラーメイドっぽいですよね。クラウンのフェース側のデザインもそうですが、クラウン全体の形状がフラットになっていて、ライ角がフラットに感じられるところも似ています。ミヤGが言うように、引っかけにくそうでフッカーには安心感があるモデルです。では、ミヤGから試打をどうぞ！

【ミヤG】
振りやすくて、当てやすいです！ 持ち球のドローが安定して打てました。好感触！！！

【ツルさん】
第一印象としては、ヘッドの操作性がいい。フェースを開閉しやすく、スピン量も適度に入るので、意図して球を曲げやすい性能です。低スピンで一発の飛びを狙うというよりは、コントロールしながら安定して飛ばせるタイプだと思います。

【ミヤG】
今どきの高慣性モーメントのドライバーを打つと、僕はプッシュのミスが出がちなんですが、このドライバーはその心配がありません。ただし、もう少しボール初速が出てほしい。カスタムシャフトを装着したら、改善されるかも知れませんが。

【ツルさん】
試打クラブに装着されている「Tour AD BS-6」は、手元がしっかりしていて中間から先が少し動くシャフトです。比較的おとなしい挙動なので、コントロール性を重視するゴルファーに好まれそう。ヘッドもシャフトも操作性を重視したアスリート仕様という印象を強く受けますね。

■ 試打したクラブのスペック

ブリヂストン B1 ドライバー（仮称）
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：Tour AD BS-6 ●硬さ：S

■ マイクラブ情報

ミヤG：テーラーメイド M5 ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：Speeder 569 EVOLUTION VI ●硬さ：S

ツルさん：タイトリスト TSi3 ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：ATTAS DAAAS 6 ●硬さ：X