新製品レポート

「新世代のアイアン用カーボンシャフト」三菱レイヨン OT IRON

2015/06/25 09:00
独自の製法を採用したアイアン専用シャフト『三菱レイヨン OT IRON』を試打レポート

お試しスペック
95(S)

ミーやんツルさん
飛距離☆☆☆☆☆☆☆☆
操作性☆☆☆☆☆☆☆☆☆
つかまり☆☆☆☆☆☆☆
弾き感☆☆☆☆☆☆
粘り感☆☆☆☆☆☆☆☆☆
弾道高さ☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【ミーやん】アイアン用のカーボンシャフトは、最近、ギア好きのゴルファーの間で話題になっていますよね。藤倉ゴム工業の『MCI』、エアロテックの『スチールファイバー』など、アスリートゴルファーがしっかり振れるモデルに注目が集まっています。この三菱レイヨンの『OT IRON』は、85グラムと95グラムのラインナップ。これまでとは異なる製造方法を採用しているのが特徴です。

【ツルさん】通常のカーボンシャフトは、複数のカーボンシートを円筒状に丸めるシートラップ製法で作られています。でもこのシャフトは、カーボン繊維の束に樹脂を染み込ませた「トウプリプレグ」という素材を組み紐状にしたプレーディング製法が用いられています。開発には、なんと4年以上も費やしたそうです。その性能を確かめるためにも、さっそく試打してみましょう。

ミーやん(左)やツルさんの弾道数値を測定すると、打ち出し角が高く、スピンもやや多めで、高重量帯のカーボンシャフトらしい特徴が見て取れる。しなり感やスピン量が物足りなければ、1フレックス下げることも考えてみよう

【ミーやん】グニャグニャしていないし、スチールっぽい感じ。フレックスSだとしっかり感がありますが、ちゃんとしなりも感じられます。今までになかった感触です。

【ツルさん】クセのない中調子で、とてもスムーズに気持ちよく振りきれるシャフトです。打ち出しから球が高くて、スピンも少し多めに入るみたい。近年はボールが低スピン化しているので、こうやってシャフトで球を上げてくれるのはいいですよね。個人的に、めっちゃ、気に入った!

【ミーやん】普段から弾道が低いボクにとっても、ありがたいシャフトです!

【ツルさん】球が高くなるといっても、吹けてしまうような嫌な上がり方じゃない。意図して抑えた球も打てるし、コントロール性が高いんですよ。あと、打感がいい! 芯を外した当たりでも、嫌な衝撃が手に伝わりません。スチールシャフトが装着されたクラブと打ち比べると、その打感の違いにビックリします。

【ミーやん】ボクのヘッドスピード(43m/s)だと、SRのほうが気持ちよく振れるかも。フレックスSだと少しハードかな。

【ツルさん】しなりを感じて振りたいなら、SRのほうがいいでしょうね~。でも、これまでの重量級カーボンのような“ガチガチ感”がないので、振りやすく感じるゴルファーも多いはずです。同じ三菱レイヨンのアイアン用カーボンシャフトでも『ディアマナ Thump IRON』は、“ガチガチ”に感じましたけど、この『OT IRON』はとてもしなやか。本当にいいシャフトです!

【ミーやん】さらにインパクトの衝撃を吸収してくれるので、肘に故障を抱えるゴルファーにもオススメですね~。

取材協力/メトログリーン東陽町

■ ミーやん プロフィール

最新モデルには目がないミーハーGDO編集部員。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。ヘッドスピード43m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。ナチュラルなスティンガーショットが得意!?

■ ツルさん プロフィール

とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。GDOの『HOT LIST JAPAN』では試打テスター兼ライターを務める。ゴルフにまつわるモノなら何でも興味津々。ヘッドスピード48m/s、持ち玉は中・高弾道のフェード。

構えるとシャフトの手元側がやや細めに感じられる。しっかり感が強く、全体がしなる印象
三菱ケミカル
発売日:2015/02 オープンプライス