新製品レポート

「やさしさと操作性に飛びをプラス」ピン G400 ハイブリッド

2017/09/28 05:00

アイアンのように上から打ちやすくなった

反発性能がアップした「ピン G400 ハイブリッド」を試打レポ

【ミーやん】フェース素材にマレージング鋼C300を新採用して、フェースのたわみ量を35%もアップしたというのが「G400 ハイブリッド」。上下左右の慣性モーメントも5%アップしているそうです。

構えてみるとトウ側が高くアイアンをイメージさせる

【ツルさん】僕は今でも『アンサー ハイブリッド』と『G30 ハイブリッド』を所有して使い続けているぐらい、ピンのハイブリッドの大ファン。最新モデルがどのように進化しているのか興味津々です。

【ミーやん】打ってみると、「ピシャー」というフェースの弾き感がスゴイ! 実際にボール初速がよく出ていて、そのぶん飛んでいるように思います。以前に試打した『G400 クロスオーバー』よりも、こちらのほうが断然打ちやすいです。

【ツルさん】僕もそう思いますよ。従来モデルよりも少し飛ぶし、やさしさと操作性のバランスの良さは、従来モデルから引き継がれていますよね。ヘッド形状、構えやすさ、素材が変わっても、「ピンのハイブリッドは相変わらずいいクラブだなぁ」という印象です。初心者から上級者までが満足できるような性能だと思います。

【ミーやん】ボクはプライベートで前作の『G ハイブリッド』を使っていますが、それと比べると『G400 ハイブリッド』はヘッドのトウ側が高く見えて、アイアンっぽく構えやすくなりましたね。

【ツルさん】ボールを両足の中央寄りにセットして打ちたくなる形状です。アイアンが得意な人や、上から打ち込むタイプの人には、この『G400 ハイブリッド』が使いやすいかも知れません。

【ミーやん】正直、僕は『G ハイブリッド』から買い替えようとは思わないですが、ツルさんはそろそろ買い替えてもいいのでは?

【ツルさん】うーん・・・。リーディングエッジが低くて鋭角になるように作られていて、それが芝に突っかかりそうなイメージが出てしまうんですよね。実際にはそんな心配はないと思うのですが、やっぱり使い慣れた『アンサー ハイブリッド』のほうが好みです。コレがなかなか替えられませんね(笑)。

■ 試打クラブのスペック

ピン G400 ハイブリッド
番手:4番(ロフト角22度)、シャフト:ピン ツアー173-85、フレックス:S
発売日:2017年9月7日、価格:税抜35,000円(税込37,800円)

■ マイクラブ情報

ミーやん:ピン G ハイブリッド(番手:4番、ロフト角:22度、シャフト:オリジナルシャフト、フレックス:S)
ツルさん:ピン G30 ハイブリッド(番手:4番、ロフト角:22度、シャフト:三菱ケミカル フブキ AX h400、フレックス:X)

■ ミーやん プロフィール

1978年生まれ、自分に合うクラブを求めて、片っ端から新製品の試打を行うエンジョイ志向のGDO編集部員。ヘッドスピード42m/s、持ち玉は低・中弾道のドローというか、むしろチーピン。チーピニストからの卒業を目指し、現在はスイングを改造中。

■ ツルさん プロフィール

1974年生まれ、シングルの腕前を持つ。とにかくボールを打っていたいギア好きのゴルフライター。メーカーの新製品発表会には出向くのはもちろん、毎年アメリカのゴルフ見本市「PGA SHOW」に行って最新クラブをチェックしている。ヘッドスピード46m/s、持ち玉は中・高弾道のドロー。

ピン
ブレない深低重心でたわみ&初速アップ
発売日:2017/09/07 参考価格: 37,800円