低スピンで飛ばせる男前な小ぶりヘッド 本間ゴルフ TW747 455 ドライバー

【ミヤG】
前回の「TW747 460」に続いて、今回はヘッド体積455ccの「TW747 455」ですね。ヘッド体積が5cc違うだけなのに、こちらのほうが小ぶりでシャープ感があります。男前なオーラが全開です！

【ツルさん】
キレイな洋ナシ形のヘッドですよね。それほどシャローバックにもなっていなくて、今どき珍しいヘッド形状です。装着されているシャフトは「TW747 460」と同じものなので、純粋にヘッド性能の違いがよく分かりそうですよ。では、さっそくミヤGから試打をどうぞ！

【ミヤG】
ん～、打感がイイ！ 引き締まった打音で、ボールを押して打っているような感覚があります。あれ？スピン量は「TW747 460」より多いかも。

【ツルさん】
ヘッドが小ぶりな「TW747 455」のほうが、実は「TW747 460」よりも重心距離が長く、重心深度が深い設計になっているそうです。そのぶん、少しスピンは入りやすいのかも。でも、軽量カーボンクラウンのおかげなのか、僕が打つとかなりの低スピン弾道になります。ミヤGの言うとおり、打感は反響音が抑えられていて、「TW747 455」のほうがプロ好みですね。

【ミヤG】
小ぶりなので構えたときに威圧感はありますが、実際に打ってみると、自分の感覚と打ち出される球の感覚がきちんと合います。「TW747 460」のときは、どうもそれがしっくりきませんでした。僕には「TW747 455」のほうが打ちやすいです。

【ツルさん】
見た目の安心感と結果が異なるのは、おもしろい現象ですよね。僕の場合は、やっぱり「TW747 460」のほうが打ちやすく感じます。打感は、こっちの「TW747 455」が好きなんですけどね（笑）

【ミヤG】
どっちのモデルも、意外と球をつかまえやすいです。ひょっとすると、この純正シャフトのせい？

【ツルさん】
シャフトの影響は、大いにあると思います。インパクトの手前からスパッと戻ってくる感覚がありますから。でも、打ち出される弾道は、どちらのモデルもあまり変わらないように思いますね。「TW747 455」のほうが、ちょっと左に行きづらいかな～というぐらいです。

【ミヤG】
ヘッドの見た目と打感の好みで、どちらかを選んでもいいんですかね？

【ツルさん】
僕はそう思いますけど、ミヤGのようにどちらかのモデルのほうが打ちやすく感じる人もいるでしょうね。打ってみて、フィーリングが合うほうでいいと思います。ただし、2モデルともスピン量はかなり少ないです。もともと低スピン弾道でドロップしがちな人は、ロフトは大きめをチョイスして、さらにネックの調整機能でロフトアップすべきでしょうね。

■ 試打したクラブのスペック

本間ゴルフ TW747 455 ドライバー
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：VIZARD for TW747 ●フレックス：S

■ マイクラブ情報

ミヤG：ピン i25 ドライバー
●ロフト角：9.5度 ●シャフト：PING PWR 65 ●フレックス：TOUR S

ツルさん：テーラーメイド M2 ドライバー（2017）
●ロフト角：10.5度 ●シャフト：コンポジットテクノ ファイアーエクスプレス TP-V NX 55 ●フレックス：SX