フットジョイ DRYJOYS SPを試し履き「申し分ないグリップ力。これぞゴルフシューズ！」

GDO社員3人（シューズマニア室井、バイヤー塩田、編集部員柴田）が新作ゴルフシューズを試し履きする企画。2021-22の秋冬モデルからは、実際にゴルフ場でプレーしたインプレッションをお届けする。今回は、フットジョイのスパイクゴルフシューズ「DRYJOYS SP」を試し履きした。

目次

• シューズマニア室井「申し分ないグリップ力。これぞゴルフシューズ！」
• シューズマニア室井が動画で解説
• バイヤー塩田「“王道フットジョイ”が帰ってきた」
• 編集部員柴田「ガチ系ゴルファーのエースシューズ」
• 商品スペック＆フォトギャラリー

シューズマニア室井「申し分ないグリップ力。これぞゴルフシューズ！」

2014年に発売されて爆売れした人気モデル「D.N.A.」の再来かと思わせるスッキリとしたシルエット。これぞフットジョイといったデザインで、最近の主流となりつつある、ニット素材＆スパイクレスのどちらも採用をしない“メーカーの本気度”が伝わってきます。

アウトソールにはガチガチのグリップ力を連想させる“Softspikes”の鋲が9個。これでもか、と広く配置されており、力強さを感じずにはいられません。久しぶりのフットジョイにワクワク感を抑えつつ履いてみると想像とのギャップに衝撃を受けました。硬そうな見た目からは一転、しなやかに屈曲するアウトソールが心地良いです。ただ、幅は決して広めとは言えないので足幅が広いゴルファーは少しキツイかもしれません。

フットジョイといえば、ヒール側に配置されたダイヤルで、過去モデルは履き口の周りがやや痛いイメージがありましたが、このモデルでは改善されています。申し分ないグリップ力は「これぞゴルフシューズ！」と思わせるクオリティなのに優れた屈曲性も！？ハードなアウトソールをソフトに変えた注目モデルです。（室井）

シューズマニア室井が動画で解説

バイヤー塩田「“王道フットジョイ”が帰ってきた」

第一印象は“王道フットジョイ”が帰ってきたな、という洗練されたデザインです。履いてみると、足首からつま先まで包み込むようなフィット感で、ものすごく柔らかい繊細な履き心地。見た目から硬い皮の“しっかりタイプ”と想像しましたが、良い意味で裏切られました。最近はスパイクレスが主流で、柔らかい履き心地に慣れていましたが、このシューズはスパイクのパフォーマンス系モデルとは思えない疲れにくさが特徴でしょうか。

スイングしてみると、幅広に設置されたクリーツがしっかりと地面に食い込み、安定力に長けています。鋲の位置は、同社の「ツアーX」は上から見た時に飛び出ているのが気になるほどでしたが、今回は気になりません。ニット系のスパイクレスシューズでゴルフを始めた人でも、容易に移行ができるハイパフォーマンスシューズだと思います。（塩田）

編集部員柴田「ガチ系ゴルファーのエースシューズ」

ツルッとした真っ白なつま先と、ヒールを覆う“キラキラ模様”の2トーンデザインがスポーツカーのようでかっこいいです。ワイヤーを緩めることで履き口が大きく広がるので、足入れがとってもラク。シューズを手に取ってからワイヤーを締め付けるまで両足で10秒とかかりません。アドレスして上から見た感じもシンプルで、集中力のない私でも視界の邪魔になりません。足首周りは広いので窮屈なモデルが苦手な方には「◎」です。

幅は3E相当の「W」となっていますが、細身の私の足でも満足なフィット感を得られました。土踏まずの押し上げもしっかり感じます。しっかりした造りなので硬そうに見えますが、履いてみると高い屈曲性と軽量感に驚きます。また、アウトソールに配置された鋲が、がっちりと地面を捉え、大きな安定感を兼ね備えています。

鋲の突き上げを足裏でしっかりと感じ取ることができます。クラブハウス内やカート道だと歩きにくさがありますが、柔らかい芝の上での歩行はそれほど違和感はありません。カジュアル＆エンジョイというよりは、「きょうはしっかりとスコアを狙いたい！」というガチ系ゴルファーのエースシューズとしてオススメしたい一足です。（柴田）

商品スペック＆フォトギャラリー

●サイズ：24.5～27.5cm（0.5cm刻み）
●ウィズ：W
●カラー：ホワイト/シルバー、ホワイト/ネイビー、ホワイト/レッド、ブラック/ブラック、ネイビー/ネイビー
●素材：防水人工皮革